無職からパタゴニア支社長、Jリーグ執行役員へ! 辻井隆行が半生と思考綴る初の書籍10月28日刊行へ

辻井隆行初著書『迷いが価値になる』刊行

 パタゴニア元日本支社長で、現在はJリーグ(公益社団法人日本プロサッカーリーグ)のサステナビリティ領域担当執行役員を務める辻井隆行の初著書『迷いが価値になる 無職からパタゴニアの日本支社長を経てJリーグ執行役員になった僕が大切にしていること』が、10月28日に徳間書店より刊行される。

 本書は、社会の常識や既存のキャリアのレールから外れ、迷いながら自分の道を歩んできた辻井が、仕事、自然、社会との関わりを通じて学んだことを綴った一冊。無職だった20代、パタゴニアでの約20年間、そして50代から始まったJリーグでの挑戦という異なる経験が、自身の価値観を追い求めてきた人生としてつながっていることを振り返る。

 大学を卒業し、定職に就かず無職だった辻井。冬は長野県でスキーパトロール、夏はカナダでシーカヤックガイドとして働くなど、自然の中で過ごす生活を選択した。1999年、31歳のときに雑誌で目にした「遊ばざるもの働くべからず」という言葉をきっかけに、パタゴニアの東京・渋谷ストアでアルバイトとして働き始める。翌年に正社員となり、マーケティング部門などを経て、2009年に日本支社長に就任。経営経験がほとんどなかった辻井がよりどころにしたのは、創業者イヴォン・シュイナードの経営哲学と企業のミッションだったという。

 パタゴニア退職後は、サッカー関係者との交流をきっかけに2022年にJリーグ理事に就任。2023年からはサステナビリティ領域担当執行役員として、気候変動問題への取り組みを進めている。本書ではJリーグが推進する気候アクションや、クラブ、地域、企業、サポーターとの連携についても紹介される。

 目次は、序章「芽生えはじめた生きがい」から、「レールを外れて見えた世界」「バンクーバー島を巡る旅」「応援団が変える未来」「パタゴニアでの20年」「Jリーグ1年生」「動き始めた気候アクション」「迷いが開く新しい扉」の全7章で構成される。帯には、小野伸二(Jリーグ特任理事)、江守正多(東京大学未来ビジョン研究センター教授)、末吉里花(一般社団法人エシカル協会代表理事)が推薦コメントを寄せている。

■著者メッセージ

辻井隆行
31歳からの50歳まで働いたパタゴニア。そして50代半ばで加わったJリーグ。一貫して向き合ってきたテーマの一つが、より持続可能な社会への移行です。
気候変動の緩和などの課題解決には、個人の行動変容だけでなく、社会全体の仕組みそのものが変わる必要があると感じてきました。
大きな課題に人生を犠牲にしてまで向き合えば、徒労感から燃え尽きかねない。一方、大変そうだからと無関心を貫けば、モヤモヤが残る。そうした状況を打破するアプローチを、自身の半生を振り返りながら整理し、言葉にすることが本書の大きなテーマでした。
執筆を通じ、持続可能な社会への移行には多くの要素が関わると改めて実感しました。生き方や働き方、プロジェクトの進め方、ミッションやパーパスに基づく経営、環境活動の行き詰まり、サッカーのある景色が失われるかもしれない危機感。
本書を読むだけで、読者の課題がすべて解決するわけではありません。それでも、紹介したエピソードや考え方のいくつかが、少しでも読者の皆さんの役に立てばと願いながら、文章をしたためました。

■推薦コメント

小野伸二(Jリーグ特任理事)
地球を大切にして、人生を楽しむ。僕も多くのことを辻井さんから学んでいます。

江守正多(東京大学未来ビジョン研究センター教授)
社会課題解決の希望をくれる人、辻井さん。親しみを感じたし、凄さの理由がわかった。

末吉里花(一般社団法人エシカル協会代表理事)
痔異性に正解なし。迷いと問いを楽しみながら生きることが、未来をひらく力になる!

■書誌情報
『迷いが価値になる 無職からパタゴニアの日本支社長を経てJリーグ執行役員になった僕が大切にしていること』
著者:辻井隆行
価格:1,980円(税込)
発売日:10月28日
出版社:徳間書店
判型:四六判 274ページ

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