2025.11.14 14:00

『bookfanプレミアム』10月の総合書籍ランキング発表　大人気絵本が連覇達成　初登場2位の人気家計簿とは？

　LINE Digital Frontier株式会社が運営する『bookfanプレミアム』は、書籍や雑誌を豊富に取り揃える全国一律送料無料のオンライン書店。確実な在庫管理と迅速な配送が支持されていて、幅広い世代の読書ニーズに応えているサイトだ。今回、2025年10月1日から31日までの販売データをもとにした「月間ベストセラー」を紹介する。話題作から定番まで、今の読書トレンドが一目でわかるランキングである。

『bookfanプレミアム』2025年10月の月間ランキング発表！

1位　柴田ケイコ　『パンどろぼうとスイーツおうじ』（KADOKAWA）
2位　『’26 ムーミン家計簿』（主婦と生活社）
3位　角由紀子　『引き寄せの法則を全部やったら、効きすぎて人生バグりかけた話』（扶桑社）
4位　雨穴　『変な地図』（双葉社）
5位　滝澤ななみ　『みんなが欲しかった！ＦＰの教科書3級　2025－2026年版』（TAC出版）
6位　山田暢彦　『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』（‎Gakken）
7位　石井力重（著）加藤昌治（監修）　『AIを使って考えるための全技術　「最高の発想」を一瞬で生み出す56の技法』（ダイヤモンド社）
8位　りよ子　『すべてを蒸したいせいろレシピ』（Gakken）
9位　尾田栄一郎　『ONE PIECE magazine 020』（集英社）
10位　ビル・パーキンス（著）児島修（訳）　『DIE WITH ZERO　人生が豊かになりすぎる究極のルール』（ダイヤモンド社）

※2025年10月1日～31日における人気ランキング。

　上位トップ10のランキングは、幅広いジャンルがバランスよくラインナップする結果となった。早速上位10作品を紹介していこう。

『bookfanプレミアム』10月月間ベストセラー　書籍ランキングの詳細は下記をチェック！

　1位に輝いたのは、9月のランキングに続き柴田ケイコ『パンどろぼうとスイーツおうじ』が連覇達成。絵本界を代表する人気シリーズの第7弾であり、今回は「迷路」や「絵探し」など遊びの要素を取り入れた新しい構成が特徴だ。

　bookfan書店員のM氏は、「『パンどろぼうとスイーツおうじ』が先月に引き続き、1位にランクインしました！　人気シリーズ第7弾ではシリーズ初となる“迷路”や“絵探し”が楽しめます」とコメントする通り、ファミリーで楽しめる絵本としてギフトにも最適な一冊。絵本のプレゼントを考えていた方にはおすすめの一冊と言えるだろう。

話題のムーミン家計簿が初登場2位に！

　2位には『’26 ムーミン家計簿』がランクイン。手帳としての使い勝手と、ムーミンの愛らしい世界観が融合した毎年人気の家計簿シリーズ。2026年度版が早くも2位にランクインし、年末に向けた手帳・家計簿需要の高まりが反映されている。

　3位には、角由紀子『引き寄せの法則を全部やったら、効きすぎて人生バグりかけた話』（扶桑社）が続く。怪異やオカルト編集者としても知られる角由紀子氏の新刊。スピリチュアル×実体験のユニークな語り口が話題となり、SNSでも読者の反響が広がっている。

　4位の雨穴『変な地図』は、『変な家』『変な絵』など海外でもベストセラーとなっている著者の最新刊。古地図に隠された謎を、作中に多数収録された地図や図版と共に読み解く「マップ・ミステリー」で、メディアでも多く取り上げられていて、早くも話題沸騰の一冊だ。5位には滝澤ななみ『みんなが欲しかった！ＦＰの教科書3級　2025－2026年版』がランクイン。数あるFP関連の書籍の中でも定番として安定した売れ行きを見せている。

　6位『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』は、大人の学び直し需要にも支えられているロングセラー。シンプルで親切な構成が評価され、中学生のみならず、大人の独学派からの支持も高い。7位の『AIを使って考えるための全技術』は、ビジネス現場の思考法改革として注目を集める一冊。AI時代に求められる「発想を生む技術」が網羅されている。

　8位には、せいろブームの火付け役としても知られ、『第12回料理レシピ本大賞in Japan 2025【料理部門】』大賞を受賞した『すべてを蒸したいせいろレシピ』がランクイン。SNSでも人気の“蒸し料理”テーマで、シンプルでヘルシーな食生活志向にマッチしている。9位の『ONE PIECE magazine 020』はファンにとっての定番だ。深掘りする特集が魅力で、発売のたびに上位に入る人気の一冊である。10位には『DIE WITH ZERO』がランクイン。欧米で大ヒットした「幸福のお金の使い方」を科学的にまとめた話題作で、日本でも再び注目を集めている。