『bookfanプレミアム』9月の総合書籍ランキング発表 大人気絵本や映画で話題の小説が上位にランクイン
LINE Digital Frontier株式会社が運営する『bookfanプレミアム』は、書籍や雑誌を豊富に取り揃える全国一律送料無料のオンライン書店。確実な在庫管理と迅速な配送が支持されていて、幅広い世代の読書ニーズに応えているサイトだ。今回、9月1日から30日までの販売データをもとにした「月間ベストセラー」を紹介する。話題作から定番まで、今の読書トレンドが一目でわかるランキングである。
『bookfanプレミアム』9月の月間ランキングを発表
1位 柴田ケイコ 『パンどろぼうとスイーツおうじ』（KADOKAWA）
2位 えんみさきこ/かわはらみずまる 『だいじだいじどーこだ? はじめての「からだ」と「性」 のえほん』（童心社）
3位 北嶋佳奈/淵江公美子 『うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食』（Gakken）
4位 吉田修一 『国宝 上』（朝日新聞出版）
5位 吉田修一 『国宝 下』（朝日新聞出版）
6位 ポケモン/きのしたちひろ 『ポケモン生態図鑑』（小学館）
7位 たーちゃん 『50万円を50億円に増やした投資家の父から娘への教え』（ダイヤモンド社）
8位 東洋経済新報社 『会社四季報業界地図 2026年版』（東洋経済新報社）
9位 滝澤ななみ 『みんなが欲しかった!FPの教科書3級 2025-2026年版』（TAC出版）
10位 尾田栄一郎 『ONE PIECE magazine 020』（集英社）※9月1日～30日における人気ランキング。
上位トップ10のランキングは、子どもから大人まで楽しめる多彩な顔ぶれが並んだ。上位10作を紹介していこう。
『bookfanプレミアム』9月月間ベストセラー 書籍ランキングの詳細は下記をチェック！
1位に輝いたのは、柴田ケイコ『パンどろぼうとスイーツおうじ』（KADOKAWA）。絵本界を代表する人気シリーズの第7弾であり、今回は「迷路」や「絵探し」など遊びの要素を取り入れた新しい構成が特徴だ。
bookfan書店員のM氏は『パンどろぼうとスイーツおうじ』について次のようにコメント。「大人気シリーズ第7弾が1位にランクインしました！シリーズ初となる“迷路”や“絵探し”も楽しい1冊です。そして10月22日には『パンどろぼう かるた』が発売予定。かるたに絵本にと、年末のプレゼントにおすすめです！」
「パンどろぼう」シリーズは絵本だけではなくグッズの人気も堅調で、ギフトの定番としても浸透している。10月発売のカルタ版は、年末商戦の注目アイテムになりそうだ。
性教育を学ぶ絵本と子育て時短レシピ本が上位に
2位には、えんみさきこ作・かわはらみずまる絵による『だいじだいじどーこだ？ はじめての「からだ」と「性」のえほん』（童心社）がランクイン。親子で学びながら「性教育」への入り口をやさしく描く一冊だ。
3位のうたまるごはん『うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食』（学研プラス）は、SNS発の人気料理家が監修した実用書。冷凍保存を駆使しながら、子育て世帯の「時短ニーズ」に応える人気レシピ本だ。
映画が大ヒットの小説・知育・実用書の注目作がランクイン
吉田修一『国宝』（上下巻／朝日新聞出版）が4位・5位に並んでランクイン。人間の情念を描いた重厚な物語が再評価されている。6位には『ポケモン生態図鑑』（小学館）が登場し、キャラクター学習系の図鑑需要の根強さを示した。
さらに、7位たーちゃん『50万円を50億円に増やした投資家の父から娘への教え』（ダイヤモンド社）は、SNSを中心に話題となった実用書。
8位『会社四季報業界地図2026年版』（東洋経済新報社）、9位『みんなが欲しかった！FPの教科書3級 2025−2026年版』（TAC出版）と、資格・投資・業界研究といったビジネス分野も安定した人気を維持している。
そして10位には尾田栄一郎『ONE PIECE magazine 20』（集英社）がランクインし、漫画関連の話題作も存在感を放つ。
年末に向けた注目と展望は？
9月ランキングでは、小説・絵本・子育て・学び・ビジネス実用と幅広いジャンルが上位にランクイン。パンどろぼうの人気は衰えを知らない様子で“世代を超えた共有の読書体験”は、今後もシリーズ全般で売れ行きを伸ばしそう。『bookfanプレミアム』では、話題作や限定特典付き書籍をいち早く紹介予定。秋の夜長に向けて、次月のランキングも注目である。
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