燃え殻、最新エッセイ集『これはいつかのあなたとわたし』 大橋裕之によるステッカーが特典に

 燃え殻『これはいつかのあなたとわたし』(新潮社)が9月25日に発売された。

 本書は小説や原作の映画化、連ドラ、舞台、コミック化が相次ぎ、J-WAVEのパーソナリティもつとめる燃え殻の過去と現在、日常と非日常を綴った最新エッセイ集。

 「原稿、泣きながら拝んで読みました」と持ち上げながら必ず直しを命じる編集者。BE:FIRSTのLEOさんが涙ながらに語った決意、初ラブホでの醜態、母の口癖、J-WAVEに届くブラックなお悩み相談。日常と非日常の忘れられない/忘れかけたことを綴り、あるあると哀愁に満ち満ちた随想ーー。

 「人生はぬか喜びの連続な気がする」「底辺は存在しない」「『住んでる世界が違う』という哀しい現実」「『LIFE再現ライブ』」「BE:FIRSTのLEOさんが涙ながらに語ったこと」などのエッセイが収録される。

 雑誌連載は中毒者継続中で、5年目に突入。連載をまとめた単行本『それでも日々はつづくから』は「第56回造本装幀コンクール」で日本印刷産業連合会会長賞を受賞し、『愛と忘却の日々』所収のエッセイ「おっぱい、足りてる?」は「ベストエッセイ20024(日本文芸家協会編纂)」に選ばれた、燃え殻のエッセイ本。本書はエッセイ本シリーズ第4作目にあたる。
 
 本書の発売を記念して、対象店舗で購入すると大橋裕之の連載イラストを使用したオリジナルステッカーがプレゼントされる(ステッカー3種類のうちいずれか1枚を購入特典として進呈。なくなり次第、配布終了)。

■著者紹介
燃え殻(もえがら)
1973(昭和48)年神奈川県横浜市生れ。2017(平成29)年、『ボクたちはみんな大人になれなかった』で小説家デビュー。同作はNetflixで映画化、またエッセイ集『すべて忘れてしまうから』はDisney+とテレビ東京でドラマ化され、ほかにも映像化、舞台化が相次ぐ。著書に、小説『これはただの夏』『湯布院奇行』、エッセイ集『それでも日々はつづくから』『ブルー ハワイ』『愛と忘却の日々』『夢に迷ってタクシーを呼んだ』『明けないで夜』など多数。

■書誌情報
『これはいつかのあなたとわたし』
著者:燃え殻
価格:1,815円(税込)
発売日:2025年9月25日
出版社:新潮社

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