ドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』藤ヶ谷太輔、のんらの“高度”な会話の演技が話題 原作との比較から考察

 また、4コママンガではあまり表現されていないアクションシーンも大きな見どころに。藤ヶ谷自身は「初挑戦」と明かすが、銃やナイフを使った殺し屋アクションは完全に様になっている。最終的にカナコに良いところを持っていかれる面も含め、唯一無二のアクションシーンに仕上がっており、ドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』の大きな魅力のひとつだ。

 基本的に「殺すぞ」しか言わないのに不思議と桜井には愛着が湧いてくる。それはきっと本来の言葉が持つ意味と、異なる感触を私たちに与えてくれるからではないだろうか。第4話ではセリフの小さな変化から思いやりを感じることができ、こんな上司なら一緒に仕事したいかも……そんなふうにさえ思わせてくれる。

 原作の愛らしいタッチが実写化によってどのような進化を遂げているのか。ドラマ版と見比べて見るのも面白いかもしれない。

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