乃木坂46 与田祐希が語る、卒業前の想い「今の環境があったからこそ、私は自分らしくいられた」

ーー卒業を発表されて、ご家族からはどんな反応がありましたか?

与田:私が卒業を発表した時に、おばあちゃんが長文のメッセージを送ってくれました。前におばあちゃんが東京に来た時に、一緒に焼き鳥屋さんに行ったんですけど、体調も悪い時期だったからフラフラしている私を見て、おばあちゃんが「福岡に連れて帰る」と言ってくれたことがあったんです。

そういうこともあったから、おばあちゃんのメッセージには「卒業発表のブログで『楽しかった』と書いてあるのを読んで、安心して涙がこぼれました」と書かれていて。「祐希のおかげですごく楽しい時間を過ごすことができました。ありがとう」と送ってくれました。卒業コンサートは地元の福岡で開催されて、おばあちゃんも見に来てくれるんです。だから、おばあちゃんにも楽しんでもらえたらいいなって思ってます。

ファンへの感謝「今の環境があったからこそ、私は自分らしくいられた」

ーー写真集のインタビューにもある「乃木坂に入ってよかった」というコメントが印象的ですが、逆にもう一つの人生に想いを馳せることはありますか?

与田:卒業を目前にして改めて考えてはみるものの、全く想像ができないんです(笑)。グループに入る前も、特に夢や目指したい大学があったわけではなく、「英語を話せるようになりたいな」というくらいの気持ちで、国際文化コースのある福岡の高校に進学しました。

その高校には「キャビンアテンダントになりたい」「海外で働きたい」など明確な目標を持った生徒が多くて「私、どうしよう」とぼんやり悩んでいました。そんな時期に乃木坂46のオーディションに合格して、急に進路が決まったような感覚でした。

でも結果的にはそれでよかったのかなと思うんです。もし乃木坂に入っていなかったら、「なんかしっくりこないな」と思いながら、さまざまな職を転々としながらふらふら生きていたと思います。たとえ他に興味のあることができたとしても、乃木坂の活動ほど情熱を傾けられるかといったら、それは絶対にできなかった。だからやっぱり乃木坂に入ってよかったな、と思います。

ーー色んなアイドル像がありますが、加入当初からマイペースさと個性を隠さず発揮していた与田さんの姿に、励まされたファンはきっと多いんじゃないかと思います。

与田:ただ私は、自分が正しいとも思っていないんですよね。マイペースすぎて迷惑をかけてしまったこともあったと思います。それでも、こうして自分らしく活動を続けてこられたのは、周りのスタッフの方々や「与田っぽくていいよ」と肯定してくれた優しいファンの皆さんのおかげだと思います。もしそうじゃなかったら、こんな生き方はできなかったかもしれないし───いや、分かんない。自分を突き通して生きていたかもしれないけど(笑)。でも間違いなく、今の環境があったからこそ、私は自分らしくいられたと思います。その支えてくれた方々への「ありがとう」という気持ちはずっと忘れずにいたいです。

写真集概要

乃木坂 46 与田祐希 3rd 写真集『ヨーダ』

撮影:細居幸次郎
出版社:光文社
発売日:2025年2月12日(水)
定価:2500円(税込み)
判型:A4 判変型ソフト
内容:160ページ

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