松平健×ハローキティ デビュー50周年を迎える“仕事を選ばない”大物同士のコラボがついに実現
一方で、11月29日には『暴れん坊将軍』シリーズとして17年ぶりの新作となるスペシャルドラマ『新・暴れん坊将軍』が来春放送されることが報じられ、「本業」でもファンをよろこばせた。ただし、ここでも“攻めのコラボ”は実現しており、同作の監督を務めるのは、ダークで暴力性の高い描写に定評があるバイオレンスの巨匠・三池崇史だという。ネット上では、これまでの痛快な作劇とのギャップを心配する声も聞かれるが、その他のコラボでもわかるように、松平健のイメージは多少のことでは揺るがないだろう。「マツケンサンバ」のド派手で弾けたパフォーマンスでも、“実直で品がある国民的スター”という印象はまったく崩れなかった。
松平健がまとうイメージには、頑強というよりしなやかな強さがある。今年6月、明治座での50周年記念公演を目前に、双葉社が運営するメディア「THE CHANGE」のインタビューに応えた松平健は、「私は芸も技もそんなにないので(笑)、ただひたすらに50年やらせていただいたという気持ちです」と謙虚に語り、「マツケンサンバ」で若い世代にも関心を持ってもらえたと素直に喜んでいた。来る60周年に向けて、さらにファン層を広げる驚きのコラボが実現することに期待したいところだ。