3400万点から厳選された貴重な昆虫標本コレクションを紹介 『大英自然史博物館 珠玉の標本 昆虫 色彩の奇跡』

大英自然史博物館昆虫部門のキュレーターたちが膨大な標本のなかから特別にセレクトした昆虫標本126点を美しい写真で紹介する『大英自然史博物館 珠玉の標本 昆虫 色彩の奇跡』が、2024年11月27日に株式会社河出書房新社より発売された。



 世界中から集められた、貴重な標本の数々。その美しさは、昆虫に親しみがない人でもきっと目を奪われるはず。ページをめくれば、そこはもう大英自然史博物館だ。カラフルな翅を隠し持つバッタ、美しい模様をもつ蝶、金色やエメラルドに輝くコウチュウ……進化が生み出した奇跡がこの一冊に。

 大英自然史博物館(ロンドン自然史博物館)は、世界最高峰の研究機関として、300名を超える科学者を擁し、世界的に重要な博物学標本を多数収蔵している。300年以上にわたって集められた3400万点以上の昆虫標本コレクションは、世界最古にして、世界最大の規模を誇っている。

 本書は、大英自然史博物館昆虫部門のキュレーターである著者たちが膨大な昆虫標本コレクションのなかから特別にセレクトした126種を、色別に分類し、美しい写真で紹介する、昆虫付き垂涎の一冊だ。

▪️本書の特徴
1 世界中から集められた、なかなか見られない珍しい昆虫たち
2 昆虫に親しみがない人でも目を奪われる美しい写真
3 生態や特徴、分布、大きさなどをわかりやすくコンパクトに解説

 昆虫好きはもちろん、形や色、模様といった造形の美しさに惹かれる方にもオススメ。子どもから大人まで楽しめ、プレゼントにも最適だ。

■書籍情報
書名: 『大英自然史博物館 珠玉の標本 昆虫 色彩の奇跡』
著者: ガヴィン・ブロード、ブランカ・ウエルタス、アシュリー・カーク=スプリッグス、ドミトリー・テルノフ 著 小島弘昭 監訳 喜多直子 訳
仕様:A5変型/並製/264ページ
発売日:2024年11月27日
税込定価:3190円(本体2900円)
ISBN:978-4-309-25476-0
装丁:マツダオフィス(松田行正+内田優花)
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309254760/

■著者
ガヴィン・ブロード 大英自然史博物館昆虫部門主任キュレーター
ブランカ・ウエルタス 同館鱗翅目担当シニアキュレーター
アシュリー・カーク=スプリッグス 同館双翅目担当シニアキュレーター
ドミトリー・テルノフ 同館鞘翅目担当キュレーター

■監訳
小島 弘昭(こじま・ひろあき)
東京農業大学農学部昆虫学研究室教授。博士(農学、九州大学)。九州大学総合研究博物館助教などを経て、2010年より現職。専門はゾウムシの分類と生態。『学研の図鑑 LIVE 昆虫』(Gakken)の分担執筆や『象虫 Weevils:Micro Presence 復刻版』(講談社)の監修などもつとめる。

■翻訳
喜多 直子(きた・なおこ)
京都外国語大学卒業。訳書に『恐竜研究の最前線』『改訂版 恐竜と古代の生き物図鑑』(創元社)、『サファリ』『ダイナソー』(大日本絵画)、『名画のなかの猫』『名画のなかの美しいカラス』(エクスナレッジ)、『イヌ全史』『あなたの犬を世界でいちばん幸せにする方法』(日経ナショナルジオグラフィック)などがある。

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