ていねいに暮らすヒントが詰まった『日々の料理、時々ごちそう まどかの台所』シンプルだけど深い内容とは
書籍『日々の料理、時々ごちそう まどかの台所』(柏木 円/著)が11月6日に東京書籍株式会社より発売された。
【写真】土鍋シューマイ、ガーリックポークソテー……美味しい料理も数多く紹介!
伊賀の窯元に生まれ、結婚・独立ーー。生家近くに、夫と二人で仕事場を持ち、ロクロ仕事をしながら、夫婦二人で暮らす・柏木円。本書は彼女のシンプルだけど味わい深い、日々をていねいに食べて、暮らすヒントが詰まった1冊だ。
■オビ紹介文
円(まどか)さんの仕事のあとの楽しみは晩酌。その日のお酒に合う料理を自身の感覚で好みの味に仕上げる。円さんが作った料理が、自作の器や骨董の器に何気なく盛られる。シンプルだけど味わい深くお酒をゆったり楽しみたくなります。
緑の濃い田んぼや山なみが美しい伊賀。円さんの本を開くたびにその風景を頭にくっきり思い浮かべて料理を作ってみようと思います。
フードスタイリスト 飯島奈美(ドラマ「孤独のグルメ」「ごちそうさん」、映画「かもめ食堂」ほか)
■著者情報
柏木 円 かしわぎ まどか
1974年、三重県伊賀の丸柱に江戸時代より続く伊賀焼の窯元「圡楽」の七代目で陶芸家の福森雅武の三女として生まれる(妹は「圡楽」八代目福森道歩)。大学卒業後、実家の仕事に就き、結婚して栃木県益子で5年暮らす。夫・一天(かずひろ)は主に陶器、本人は主に磁器の作陶を続け、仕事場を持つために丸柱に帰郷。益子時代から日々の食事は自宅で、が基本。楽しみは食べて飲むこと。両親から与えられた確かな味覚、特に父からは味を決める大切な要素を教えられ、ていねいに作る料理は、ごく身近で安価な材料にも光を与え、食べた者を魅了する。潤沢とは言えない生活の中で、誠実で謙虚、何より「美味しく食べたい!」が、かけがえのない豊かさを生んでいる。
■書誌情報
『日々の料理、時々ごちそう まどかの台所』
柏木 円/著
定価1,870円(本体1,700円+税10%)
B5変型・112頁