「もし、キミの羽がピンクだったら?」自分を好きになる絵本『ピンクのカラス』とは?

 絵本『ピンクのカラス』が9月12日より大垣書店麻布台ヒルズ店、BOOK212オンラインショップにて発売される。

 ある日カラスは言われた。「もし、キミの羽の色がピンクだったら?」。その言葉をきっかけに、カラスは自らの羽の色について考え始める。そして辿り着いた先には……? 

 大切なことに気づき、ほかの誰でもない自分自身として、逞しく一歩を踏み出すまでの旅物語。鮮やかで精緻な画と、リズミカルで穏やかな文章が融合し、絵本に初めて触れる子供から経験を重ねた大人まで楽しめる作品となっている。

 「自分を好きになる」というメッセージが込められた本作は、子どもの心を彩って想像力を無限に解き放ちながら、年齢や性別を超えて大人の心にも響く絵本だ。

■著者プロフィール
松本千登世
エディター・ライター。雑誌やWEBなどで美容記事やインタビュー記事、エッセイの執筆、コピーライティングを中心に活動。『顔は言葉でできている!』(講談社刊)ほか著書多数。2022年12月2日、ひとり出版社『BOOK212』を始動。『ピンクのカラス』が初の絵本。

牧かほり
グラフィックアーティスト。花、植物などを描き、一枚の絵から、プロダクト、映像、空間演出などに展開。自身の創作活動とともに、企業とのコラボレーションも多く手掛ける。第12回 文化庁メディア芸術祭アート部門受賞。『ピンクのカラス』が初の絵本。

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