SF、西部劇、オカルトアクションの人気作『吸血鬼ハンターD』40周年 シリーズ屈指の人気作がコミカライズ

 株式会社朝日新聞出版は、2024年7月31日より、菊地秀行氏の代表作『吸血鬼ハンターD』シリーズの中でも特に人気の高い『薔薇姫』のコミカライズ連載を開始する。シリーズ累計1000万部以上を誇るこの作品は、SF、西部劇、オカルトアクションを融合した独特の世界観で多くのファンを魅了しており、昨年生誕40周年を迎えた。

 『吸血鬼ハンターD』は、遥か未来が舞台。地球の支配者となったのは超常の力と超科学力を持つ吸血鬼だ。吸血鬼は貴族として人類を長い間支配していた。とある辺境の地、薔薇に埋もれた城館に住む“姫”と呼ばれる貴族がいたが、領地の村の中にも貴族の支配にあらがう者が現れ、“姫”の報復も苛烈なものとなっていく。惨劇が繰り返される中、吸血鬼ハンター“D”が村へと足を踏み入れた……という内容。その中でも『薔薇姫』は、薔薇に囲まれた城館に住む“姫”と彼女を守る四騎士が登場する初期の傑作だ。“D”がどのように彼らに挑むのか、ファンならずとも見逃せない展開が待っている。

 今回のコミカライズは、朝日新聞出版のコミックサイト「ソノラマ+」にて連載される。連載は毎月15日と30日の月2回、昼11時に更新され、初回は一挙に2話が公開される。

 漫画を手掛けるのは、美麗なイラストで知られる鷹木骰子氏だ。鷹木氏は以前にも『バンパイアハンターD』(メディアファクトリー刊)のコミカライズを担当しており、その高い画力と表現力で多くのファンを魅了してきた。令和仁蘇る黒衣の剣士“D”の活躍に期待しよう。

 

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