思い通りにいかない「自分の身体」にまつわる“知的冒険”エッセイ 認知科学の研究者による最新刊に注目

 株式会社大和書房は、小鷹研理の新刊エッセイ『身体がますます分からなくなる』を2024年7月20日に発売した。このエッセイは、“身体の錯覚に取りつかれた研究者”である小鷹氏が、自身の体験や研究を基に、「身体の不確かさ」や「思い通りにいかない現象」について探求した内容となっている。

 小鷹研理氏は、名古屋市立大学芸術工学研究科の准教授であり、数々の受賞歴を持つ認知科学の専門家。「からだの錯覚」研究の第一人者だ。本書では、「外交的な右手、内向的な左手」「顔触を奪われることで奪われるもの」「奇数が好きになる誕生日、偶数が好きになる誕生日」「集団心理は本当にシャッターチャンスを高めているのか?」 「体を収納する「一つ」の容器の潔癖」などのテーマについて、本書が初公開の新作を含むからだの錯覚実験をイラストと動画(QRコード)で紹介している。

 身体の神秘を探り、知的好奇心をくすぐる新作エッセイ。ぜひチェックしてみよう。

■書籍概要
書名 :身体がますます分からなくなる
著者 :小鷹研理
発売日:2024年7月20日
判型 :四六判
頁数 :272ページ
定価 :1,980円(税込)
発行元:株式会社大和書房 

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