2024年の春アニメは「続編」に注目? 『鬼滅の刃』だけじゃない新シーズンの“覇権アニメ”候補たち

 新しい季節になると気になるのが、新アニメのラインナップ。2024年4月開始のアニメをチェックしてみると、話題作の「続編」が多いようだ。今回は、特に注目したい3作品をメインに紹介しよう。

覇権アニメ候補の『鬼滅の刃』

 今シーズンの覇権アニメ候補といえば、『鬼滅の刃』の続編である『柱稽古編』だ。2023年6月に最終回を迎えた『刀鍛冶の里編』の続きにあたり、宿敵・無惨との戦いに向けて炭治郎らが修行する様子が描かれる。

 今作で稽古をつけてくれるのは鬼殺隊最高位の「柱」たち。個性的な柱たちそれぞれのキャラクターにフォーカスがあてられるため、原作ラストの「無限城編」に向けた重要な助走の章と言えるかもしれない。

 この柱稽古編は原作15~16巻に収録されているが、原作では9話分しかないエピソードでもある。アニメ1クール12話に対して少し短い気もするが、「オリジナルエピソードも沢山見られるのでは?」「原作のどこをじっくり描くのか、チョイスが楽しみ」という声も上がっている。これまでも同作のアニメは評判が良かっただけに、今期のアニメ化も楽しみにしたい。

大人気作品『転スラ』待望の続編!

 次に紹介するのは『転生したらスライムだった件』の第3期だ。同作は2024年4月より2クール連続放送が決定している。通り魔に刺されて死んだサラリーマン・三上悟がスライムのリムルとして転生し、ユニークスキルや前世の知識を活かして魔王に君臨するという物語で、『転スラ』の略称でもお馴染みの作品だ。

 今期は原作小説の7巻以降がアニメ化されると予想されており、ティザービジュアルにはリムルと対峙するようにヒナタ・サカグチの姿も描かれている。ヒナタは対魔物戦闘のエキスパートで、2期で登場した際にはリムルを焦らせるほどの戦闘力を発揮。視聴者からも「やばいぐらい強い!」「リムル負けるんじゃないか……?」と驚きの声が上がっていた。ファン注目の再戦が描かれそうな第3期。どんな戦闘になるのか、楽しみに待とう。

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