スタートアップ企業をGoogleに11.5億ドルで売却するには?「問題に恋をする」ユニコーン起業家の名著に注目

 株式会社日本実業出版社から、『Love the Problem 問題に恋をしよう ユニコーン起業家の思考法』(ユリ・レヴィーン/著、樋田まほ/訳)が3月15日に発売される。“ユニコーン”とは、名前の由来が空想上の一角獣「ユニコーン」であることからわかる通り、出現率が極めて低い「創業10年未満、企業価値10億ドル(1450億円)以上の未上場企業」を指す。

 そんなユニコーン企業を2社(Waze、Moovit)生み出した稀代の起業家ユリ・レヴィーンによる著書が『Love the Problem 問題に恋をしよう ユニコーン起業家の思考法』だ。Googleに11.5億ドル、intelに10億ドルでイグジットした連続起業家である著者が、スタートアップ経営の要諦を解説する。

 多くの偉大な起業家たちが絶賛し、「すべてのスタートアップ関係者必読の書」である本書。Apple共同創業者のスティーブ・ウォズニアックは「ユリはありふれた退屈な講師ではなく、わかりやすい事例を通じて学びたくなる雰囲気を作る、魅力的な教師だ。本書は、起業家の人生を変える「バイブル」となるだろう」、Netflix共同創業者 マーク・ランドルフは「アイデアを実現させるためのアドバイスを求めているなら、本書は本棚に置く価値がある。意欲的な起業家はみんな読むべきだ」などとコメントしている。

 「スタートアップの起業は、長く、厳しく、つらい道のりになる。その困難を耐え抜くのに必要なだけの情熱を持つには、恋をする必要がある。自分が解決しようとしている問題に、恋をするのがいい(第1章より)」。スタートアップ関係者必読の本書をぜひチェックしてみよう。

■著者プロフィール
ユリ・レヴィーン
 2つのユニコーン企業=デュオコーン(二角獣)を生み出した連続起業家・創造的破壊者。世界最大のコミュニティベースの運転・渋滞・ナビゲーションアプリのウェイズを立ち上げ、2013年に11.5億ドルでグーグルに売却、2020年にムービットを10億ドルでインテルに売却した。
 スタートアップを通じて、非効率的な市場を破壊して不十分な機能のサービスを改善し、「大きな問題」に集中して消費者の時間とお金を節約し、消費者に力を与えて世界をよりよい場所へと変えてきた。幾多の失敗から大成功までの過程で培った知見をもとに、次世代の起業家のメンターも務めている。2015年には、エフード・シャブタイとアミール・シナーと共に、国際NPO「Genius 100」財団により「世界の100人」に選出された。
https://urilevine.com

■目次
序文  スティーブ・ウォズニアック(アップル共同創業者)
第1章 解決策ではなく問題に恋をしよう
第2章 スタートアップは失敗の旅
第3章 創造的破壊を受け入れる
第4章 フェーズごとの取り組み
第5a章 資金調達のジェットコースターに乗る
第5b章 投資家をマネージする
第6章 解雇と採用
第7章 ユーザーを理解する
第8章 PMFを達成するか死ぬか
第9章 お金を稼ぐ
第10章 10億人のユーザーを獲得する方法
第11章 海外展開
第12章 イグジット

■書誌情報
書名:Love the Problem 問題に恋をしよう ユニコーン起業家の思考法
著者:ユリ・レヴィーン
訳者:樋田まほ
定価:2640円(10%税込)
仕様:四六判/472ページ
ISBN:9784534060914
発売日:2024年3月15日より順次
発行:日本実業出版社
https://www.njg.co.jp/

書籍に関するお問い合わせ先:
https://www.njg.co.jp/contact/

原書
Fall in Love With the Problem, Not the Solution
: A Handbook for Entrepreneurs

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