【漫画】実家を出て初めてわかった親のありがたみーー“毒親”のイメージが変わる「私の母と私の話」
実家を出てから身に染みる親のありがたみ。「毒親」という言葉が根付いた現代でさえ、そういったエピソードは少なくないだろう。そんな物語をリアリスティックかつノスタルジックな表現で描いたエッセイ作品が「私の母と私の話」として美代マチ子さん(@arinkochan08)がXに投稿した『かっちゃん』だ。
母を「かっちゃん」と呼ぶ主人公は、幼少期に彼女から受けたひどい仕打ちを思い返しながら地元に帰ってくる。しかし家を飛び出した2年前に比べ、親に対しての気持ちが変わっていることにも気が付いて――。
現在U-NEXT Comicで『診霊カウンセラーナナコ』を連載中の美代さんにとって、本作は創作する心を取り戻すターニングポイントだったという。その制作と現在の活動について話を聞いた。(小池直也)