『刃牙』板垣恵介が描いたラムちゃんが最強すぎ? 親子二代で『うる星やつら』45周年企画に参加
漫画家・高橋留美子の公式X(@rumicworld1010)にて、2024年1月放送が開始されるアニメ『うる星やつら』2期に向けて豪華企画が進行中。人気作家たちが描き下ろした、同作に関連するイラストが順次公開されている。
第1回の『名探偵コナン』青山剛昌に始まり、あだち充に久米田康治、藤田和日郎、『MAJOR』の満田拓也に『葬送のフリーレン』のアベツカサなど、さらには『ONE PIECE』の尾田栄一郎と、豪華すぎるラインナップが話題になってきた本企画。第31回では『BEASTARS』の板垣巴留が登場し、個性を活かしたイラストでファンを喜ばせたが、最新の第32回ではその父であり、格闘漫画の金字塔『刃牙』シリーズで知られる板垣恵介がさらに個性を爆発させたイラストを寄稿している。
“相手”を鋭く射抜く眼光は、『刃牙』シリーズの闘士そのもの。範馬刃牙のように半身に構えた姿が堂に入っており、「電撃」ではなく「打撃」でもノックアウトを連発しそうな強者の風格が漂っている。イラストに添えられたコメントも「高橋留美子先輩へ(※編注:互いに劇画村塾出身であり、直属の“先輩”と言える)『うる星やつら』45周年オメデトウございますッッ!!! 飯、オゴリますッッ」と力強い。さすがの諸星あたるも浮気心を持つ余裕がなくなりそうだ。
ファンからも「強そう」「背中に鬼が潜んでそうなラムちゃん」と、その迫力に言及する声が多く上がっているが、一方で「刃牙絵なのにちゃんとラムだっちゃに見える」「ラムちゃんって分かるし、すっごく可愛い!」と、板垣恵介の個性にも負けない「ラム」というキャラクターの強度についても語られている。
多くのレジェンド作家が参加してきた本企画だが、これ以上の衝撃はあるのか。漫画ファンは引き続き楽しみにしよう。