恋愛小説なのに不倫だらけ? 「源氏物語」の謎に迫る『やばい源氏物語』

 日本最高峰の古典文学ともいえる「源氏物語」。その知られざる秘話をユーモラスに紹介する『やばい源氏物語』が11月29日にポプラ社より刊行された。

 先日メインビジュアルも公開された2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』。吉高由里子が演じる主人公・紫式部は、千年以上前に『源氏物語』という名作を書いた。それは当時の人々からすると「異端」といえるほど、革命的なものだった。

 物語の舞台に当時の心霊スポットや墓を設定したり、悪役でないブスをヒロインにしたり、貧乏や病気をリアルに描写したり……。

 本書では、その革新的な点を「〇〇がやばい」と様々な角度からユーモラスに紹介。『源氏物語』の知られざる魅力を存分に綴った一冊。本書を読めば来年の大河ドラマを見る目も変わるかもしれない。

■書誌情報
『やばい源氏物語』
著者:大塚ひかり
発売年月:2023年11月
定価:979円(10%税込)
書誌ページ:https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201249.html
Amazonページ: https://amzn.to/3SYXMD4

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