『世界でいちばん透きとおった物語』20万部突破 大ヒットの秘密は紙の書籍でしか実現できないしかけ

 杉井光著『世界でいちばん透きとおった物語』(新潮文庫nex/5月1日発売)が20万部を突破した。

 全国書店で次々にベストセラー1位を獲得、完売店続出、数々の著名人から熱いコメントが届くなど、話題沸騰中の本書。

 発売直後から「今までに読んだ本で一番の衝撃」、「本の形をした芸術作品」、「何を言ってもネタバレになるから、スゴイとしか言えない」など次々に口コミが寄せられ、増刷に次ぐ増刷となっている。その勢いは止まらず、さらに3万部の追加増刷が決定、累計発行部数21万部となった。

 5月の発売から2ヶ月半で20万部を突破したのは、異例のスピード。「新潮文庫nex」史上最速の20万部突破となった。

 大ヒットの秘密は、紙の書籍でしか実現できないあるしかけ。読者に“体験”をもたらす驚愕の企みに、仰天の口コミが次々に広がった。紙の書籍ならではの仕掛けの裏側を、著者の杉井光さんはこう語る。

“これまでの読書人生において一度だけ、読み終わった後にただ言葉を失うしかなかった、という本がありました。それに匹敵する純粋に強烈な読書"体験"を、読者にぶつけてみたい。そんな想いでこのアイディアをプロットに落とし込み、多くの方々の協力を得て本の形にしました。出版できたこと自体がすでにひとつの奇蹟です。”

 全国の書店員からも、「紙の本が持つ可能性、本への愛情を感じた」「本の素晴らしさを改めて教えてくれた1冊」などの感想が寄せられ、かつてないヒット現象をTV、新聞、ラジオ、Web、数々のメディアが取り上げている。

■推薦コメント
洗練された文章に惹き込まれ、清らかな物語に心を掴まれました。(小説紹介クリエイター けんご)

「     」の謎が解けた時、完結する透きとおった物語。ここに、純粋な、仕掛けへの愛がある。(作家・北村薫)

なんて素敵な物語なんだろう。「紙の本だからこそ」と衝撃を受け、本というものの素晴らしさを改めて教えてくれた一冊。(旭屋書店新越谷店 工藤雅子)

驚いた、驚いた!鳥肌がたった。この本のしかけたるや。鳥肌がたつと同時に愛情がいっぱいに包まれた本だった。みんなの待ち望んだ答えがここにある。(啓文社ポートプラザ店 大原奈緒)

このタイトルの意味が分かった時、目にした瞬間、一人の人間が最後までもがき苦しみ抱いていた強い想いによって世界が再構築されました。ラストの仕掛けはぜひとも物語を見てきたその目で確かめて欲しいと思いました。(紀伊國屋書店グランフロント大阪店 豊永大)

■書籍内容
衝撃のラストに、あなたの見る世界は『透きとおる』
大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだが――。予測不能の結末が待つ、衝撃の物語。

■著者紹介
杉井 光(スギイ ヒカル)
電撃小説大賞の銀賞を受賞し、2006(平成18)年電撃文庫『火目の巫女』でデビュー。その後電撃文庫「神様のメモ帳」シリーズがコミカライズ、アニメ化。ライト文芸レーベルや一般文芸誌で活躍。他の著書に「さよならピアノソナタ」シリーズ、「楽園ノイズ」シリーズ、『終わる世界のアルバム』、『蓮見律子の推理交響楽 比翼のバルカローレ』などがある。

■書籍データ
タイトル:世界でいちばん透きとおった物語
著者名:杉井 光
発売日:2023年5月1日
定価:737円(税込)
判型:新潮文庫nex
ISBN:978-4-10-180262-6
URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/610983/

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