『週刊文春WOMAN』表紙は香取慎吾によるイラスト 中居正広との再会秘話を語ったインタビューも
『週刊文春WOMAN』(文藝春秋)2023夏号の大特集は、男女雇用機会均等法第一世代が今年度、60歳の定年を迎えることを踏まえて「いつまで働きつづけますか?」。表紙を飾るのは、香取慎吾が本特集のために描いた「令和五年、夏 入道雲と向日葵と麦藁帽子」だ。
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香取は、4月末に放映されたテレビ番組『まつもtoなかい』で、かつてSMAPで共に活動した中居正広と共演したことが話題になった。ロングインタビューでは、自身のこれまでのキャリアを振り返り、いま辿り着いた境地、そして中居との再会秘話を語り尽くした。
特集のトップを飾るのは、2013年刊行の著書『21世紀の資本』が世界的ベストセラーになったフランスの経済学者、トマ・ピケティによる論稿「2023年、今そこにある『ジェンダー格差』」。
『21世紀の資本』から10年。気候変動、ジェンダー格差、巨大テック企業への富の集中など、世界が抱える喫緊の課題を受けて、ピケティはグローバル資本課税にとどまらず、政治や社会運動によって、平等を勝ち取る必要性を主張するようになっている。その最新刊『自然、文化、そして不平等』(文藝春秋・7月11日発売)より、注目すべきジェンダー格差論を先行公開する。
そもそも、人はなぜ働くのか? この根源的な問いを徹底討論したのは、コラムニストのジェーン・スーと経済思想家の斎藤幸平です。最新刊『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』で、女性がこの社会でいかにして居場所を作るかを考えたジェーン・スーと、脱成長を唱える斎藤が、なぜ現代人は生きづらさを感じながらも働き続けるのか、そして、そこから脱する方法はあるのかを考えた。
ほかにも、「ルポ 男女雇用機会均等法第一世代が定年を迎える日」、「チャットGPT—〝人間を超えるAI〟は悪意なき捏造を量産する」、「給料が上がらない時代、〝老後のお金〟でつまずかないために今から計画すべきこと」から、第一線で執筆を続ける作家・桐野夏生と西加奈子の対談、第一線で活動を続けるミュージシャン吉川晃司と岡村靖幸の対談まで、「働き続ける」をさまざまな角度から考えた、充実の内容となっている。
■掲載誌情報
雑誌名:「週刊文春WOMAN」2023夏号
発売日:2023年6月20日
定価:660円(税込)
発売元:株式会社文藝春秋
目次URL: https://bunshun.jp/articles/-/63481