陰謀渦巻く小国を舞台に綴られる人外バディの貴種流離譚『のっぺらぼうと天宿りの牙卵 影の王と祟りの子』発売
「ことのは文庫」新刊『のっぺらぼうと天宿りの牙卵 影の王と祟りの子』が2023年6月20日にマイクロマガジン社より発売された。
【写真】『のっぺらぼうと天宿りの牙卵 影の王と祟りの子』の書影を見る
牙獣と呼ばれるあやかしを操り、人々に害をなす幽鬼を祓う、白牙法師を目指して修行の旅をする刻雨(ときさめ)。ある晩、踏み入れた山中で巨大な幽鬼に喰われかけた彼は、ひとりの青年に命を救われる。自らを萬景(ばんげい)王であると名乗るこの青年は、しかし、顔を持たぬ異形の鬼と化していた――。
国を案ずる名もなき王。神に祟られた禁忌の子。ふたりの邂逅の先にあるものとは。絆によって導かれたふたりが、新たな運命を切り開く。陰謀渦巻く小国を舞台に綴られる、予測不能の和風ファンタジー。
■著者情報
小説:里見透(さとみ・とおる)
東京都出身・下町生まれの横浜在住。旅行好き物書き。陰謀に巻き込まれがちな少年少女の成長物語を書くことが多い。自ら足を運んで学んだ異国の文化や、土地の匂いを作品のエッセンスにするのを得意とする。
同人活動の傍ら本作で、商業デビューに至る。
装画:睦月ムンク(むつき・むんく)
イラストレーター・漫画家。京都精華大学専任教員。在学中の2003年「ファイアーエムブレムTCG ユグドラルアンソロジー」(NTT出版)で商業デビュー。コミック連載、装画・挿絵・イラスト、ゲーム・各メディアキャラクターデザイン等、フリーランス作家として活動中。日本の古代~中世の風土・歴史に関する題材が得意。
■ことのは文庫
「心に響く物語に、きっと出逢える」
2019年6月にマイクロマガジン社が創刊した文芸レーベルです。累計7万部を突破した『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズや、『陰陽師と天狗眼』シリーズ、『妖しいご縁がありまして』シリーズなど、様々な作品を出版しております。中島愛さんがナレーションを務めるテレビCMはYouTubeにて公開中。
ことのは文庫公式サイト https://kotonohabunko.jp/
Twitter https://twitter.com/kotonoha_mm
facebook https://www.facebook.com/kotonohaMM2
Instagram https://www.instagram.com/kotonohabunko/
TikTok https://www.tiktok.com/@kotonoha_mm
マイクロマガジン社公式YouTube https://www.youtube.com/@micromagazineinc.9547
公式YouTubeチャンネルでは、ことのは文庫や「さよならの向う側」の作品紹介動画を公開中