ヨシタケシンスケの絵と子どもたちの言葉による「あのね帳」を題材にした一冊に注目

 全国に広まり、数多くの児童と先生の間を温め、つなげてきた「あのね帳」。子どもたちのつぶやきにヨシタケシンスケのイラストを添えた『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』(理論社)が、5月23日(火)より全国の書店で発売される。

「あのね帳」は、子どもたちと担任との、いわばラブレターでもあり交換日記でもあった。くすっと笑えるもの、じーんと胸をうつもの……生の言葉は、実にふくよかでみずみずしく、熱をもって身体のどまんなかまで迫ってくる。

 実に多種多様な子どもたちが、ひとつの空間に集まる小学校の教室という現場で、多弁な子からも緘黙の子からも、伝えたい気持ちを引き出した鹿島和夫が、「あのね帳」から子どもたちのつぶやきをセレクト。

 時に近くで一緒に笑い、時にそっと一緒に泣いている……そんなふうに絵で参加したヨシタケシンスケは、まるでもうひとりのクラスメートのように感じられる。子どもたちの生の言葉がヨシタケシンスケの絵とタッグを組み、新たに心をゆさぶる。

商品概要

『一年一組 せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』
選:鹿島和夫 絵:ヨシタケシンスケ
定価:1,650円 (税込)
発売日:2023年5月23日(火)
判型:164×182cm/111ページ/ハードカバー
ISBN:9784652205488
発行所:株式会社理論社
理論社サイト:https://www.rironsha.com/book/20548

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