『ONE PIECE』初のアイスショーは「アラバスタ編」に決定! 砂の王国で期待される"スケーティング”を考察

 2023年夏に開催される、国民的マンガ&アニメ『ONE PIECE』をモチーフにした史上初のアイスショー『ONE PIECE ON ICE』(ワンピース・オン・アイス)。内容に注目が集まっていたが、「アラバスタ編」というテーマが発表された。

 ファンにはおなじみのことだが、「アラバスタ」とは作中に登場する王国の名前だ。広大な国土の大半が砂漠に覆われた「砂の国」であり、一見して、アイスショーとの相性に疑問が生じるかもしれない。しかし、「砂漠」と「雪山」は気候こそ対象的だがシチュエーションとしては近い部分があり、滑るように移動するモービルや、砂嵐/吹雪という自然現象にも共通点がある。全体として、涼やかななかでも違和感のない舞台設定になるのではないか。

 アイスショーで強調される表現といえば、美しさとスピード感だ。「美しさ」という点で言えば、アラバスタの女性たちが身にまとう、レースが舞う華やかな民族衣装がリンクに映えそうだ。また、重要キャラクターとして「トリトリの実 モデル”隼(ファルコン)"」の能力を持つ戦士・ペルがいるため、もしこのショーに登場するなら、美しくスピーディーな「滑空」を見せてくれそうだ。

 空を飛ぶならいいが、足を取られる砂漠を舞台にしたとき、その他の場面で「スピード感」は生かされるのか。その点は、”アラバスタ王国最速の動物”に期待したい。人気キャラクター・カルーを隊長とする「超カルガモ隊」に騎乗して砂漠を駆ける演出は楽しそう。

 もう一つ、アイスショーの醍醐味であるスピード感のある”回転”についても、活かされそうなシーンがある。アラバスタ編のラスボスといえば、“王下七武海”に所属する大海賊、サー・クロコダイルだ。自然系悪魔の実「スナスナの実」の能力者で、自分の体を砂に変えたり、水分を吸収して干からびさせたりできる強力な特性を持っているが、竜巻を起こす「砂嵐(サーブルス)」は「速度」と「回転」の要素を持つ大技で、リンクでも面白い表現になるに違いない。

 何より、「アラバスタ編」は『ONE PIECE』の数ある名エピソードの中でもとりわけファンの人気が高く、見どころが満載になるだろう。我らが麦わら海賊団と強敵バロックワークスとの熾烈な戦い、サー・クロコダイルの絶望的な強さに、「王族」と「海賊」という立場を超えた熱い友情。名君ネフェルタリ・コブラと、その娘で麦わら海賊団の”もうひとりの仲間”であるビビの演説が再現されれば、会場は感動の涙に包まれそうだ。

 『ONE PIECE ON ICE』は2023年8月・9月、横浜&名古屋で上演される。さらなる詳細の発表を見逃さずチェックしよう。

■『ワンピース・オン・アイス』公式サイト
https://www.onepiece-on-ice.com/

関連記事