舞台『ブルーロック』はキャスティングが絶妙? 絵心甚八の再現度が高すぎる

 「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中のエゴイストFW育成サッカー漫画『ブルーロック』(原作:金城宗幸/漫画:ノ村優介)。アニメの大ヒットもあり、その人気は世界に拡大中で、昨今目立つ日本人選手の欧州主要リーグでの活躍に際して、「ブルーロックプロジェクトは実現していたのか」のようなコメントがSNSや掲示板で目立つようになった。

 『ブルーロック』といえば、世界最高のフォワードを育成するためにユース年代の選手を苛烈な競走に置く“デスゲーム”的な側面や、メンタルにも踏み込んだ理論的な描写も話題だが、何よりキャラクターが個性的で、それぞれに魅力がある。そんな本作の魅力をリアルに伝えてくれそうなのが、2023年5月に上演される、初の舞台だ。メインビジュアル&キャラクタービジュアルがついに解禁され、SNSでファンが盛り上がっている。原作のイメージがうまく再現されており、キャスティングも好評のようだ。

(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/舞台『ブルーロック』製作委員会

 本作の主人公・潔 世一役を務めるのは、『東京ワンピースタワー ONE PIECE LIVE ATTRACTION』でモンキー・D・ルフィ、『家庭教師ヒットマンREBORN! the STAGE』で沢田綱吉と、少年漫画の主人公を好演してきた竹中凌平。基本的に温厚な性格だが、覚醒時の勝ち気な言動にカタルシスがあり、今回公開されたキャラクタービジュアルでも、目の奥に宿る芯の強さが好印象だ。竹中はスポーツマンでもあり、迫力のある演技を見せてくれるだろう。

 それぞれにキャラクターの特徴を捉えたビジュアルがつくられているが、スター選手たちと同等かそれ以上に原作ファンの目を引くのが、「ブルーロックプロジェクト」の首謀者、絵心甚八ではないだろうか。

(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/舞台『ブルーロック』製作委員会

 演じるのは、横井翔二郎。この舞台で彼を知る人は、普段の姿を見てそのハンサムさに驚くはずだ。今回発表されたキャラクタービジュアルでは、イケメン感が抑えられ、絵心の狂気的な部分がうまく表現されている。おかっぱ頭とシャープで尖ったイメージというアンバランスが魅力的で、選手ではないものの、『ブルーロック』を象徴するキャラクターの一人として舞台でどう立ち回ってくれるか、楽しみになる。

 チケットの公式サイト最終先行受付は3月12日23:59まで。リアルで彼らに会いたい人は、忘れずにチェックしておこう。

舞台『ブルーロック』公演概要

【タイトル】 舞台『ブルーロック』(読み ブタイ「ブルーロック」)
【原作】 金城宗幸 漫画:ノ村優介
『ブルーロック』(講談社「週刊少年マガジン」連載)
【脚本・演出】 伊勢直弘
【出演】 潔 世一:竹中凌平
蜂楽 廻:佐藤信長  國神錬介:松田昇大  千切豹馬:佐伯 亮
久遠 渉:佐織 迅 雷市陣吾:佐藤たかみち 我牙丸 吟:村松洸希  伊右衛門送人:澤田拓郎  五十嵐栗夢:書川勇輝
馬狼照英:井澤勇貴  二子一揮:坪倉康晴  鰐間淳壱:船木政秀  鰐間計助:川井雅弘
凪 誠士郎:小坂涼太郎  御影玲王:菊池修司  剣城斬鉄:益永拓弥  絵心甚八:横井翔二郎
アンサンブル:安藤勇雅 窪寺直  土居健蔵  中土井俊允  牧野裕夢

【日時】 2023年5月4日(木)~7日(日)〈大阪〉
2023年5月11日(木)~14日(日)〈東京〉

【会場】 サンケイホールブリーゼ〈大阪〉 〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー7F
サンシャイン劇場〈東京〉 〒170-8630東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ 文化会館4F

【主催】 舞台『ブルーロック』製作委員会
【制作】 Office ENDLESS(豊島区国際アート・カルチャー特命大使/SDGs特命大使)

【協力】 豊島区

【サッカー指導】エリース東京(豊島区国際アート・カルチャー特命大使/SDGs特命大使)
【公演のお問合せ】公演事務局: info@officeendless.com(平日10:00~17:00)
※お問い合わせは24時間承っておりますがご対応は営業時間内とさせていただきます。

【公式HP】 https://officeendless.com/sp/bluelock_stage

【公式Twitter】 @BLUELOCK_STAGE  ハッシュタグ「#ブルーロック」「#BlueLock」「#ブルステ」
【チケット】 11,000円 (特典付き・全席指定・税込) 詳しくは公式HPまで。
◆公式サイト最終先行
受付日程:3月8日(水)0:00~3月12日(日)23:59
受付URL:https://eplus.jp/bluelock_stage-hp/

 (C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/舞台『ブルーロック』製作委員会

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