世界300万部突破のベストセラー『マップス』作者による食べものを切り口に世界26か国を紹介した絵本に注目

 ベストセラーとなった『マップス 新・世界図絵』の作者が、「食べもの」を切り口に世界26か国を紹介した、新作大判絵本『世界の国からいただきます!』(徳間書店)が、3月1日(水)に発売される。

 食べものを知ると、歴史も文化も見えてくる。世界の国々ではどんなものを食べていて、背景にはどんな歴史があるのか。その国でよく食べられている代表的な食材や料理は何か。行事のときにはどんなものを食べるのか。さまざまなことがわかる「食」にまつわる話題が満載。実際に作って楽しめる、料理やお菓子のレシピも多数掲載されている。

 とりあげた国は26か国。各国2見開きを使って、それぞれの国の歴史と食文化の特徴を詳しく紹介する。日本ではなかなか口にすることのない食べものの情報や、眺めるだけでもこれは何だろう、と探求心がむくむく起こるミジェリンスキ夫妻の絵も魅力的。内容は夫妻の学生時代の友人で料理研究家のナタリア・バラノフスカとともに制作された。

 日本語版監修を務めたのは「世界の台所探検家」岡根谷実里。まさに「食べもの図鑑」といえる一冊。宗教や文化に関わるトピックもたっぷり紹介しているので、ダイバーシティ教育やSDGs、調べ学習や自由研究、食育にも最適だ。

書誌情報

【タイトル】世界の国からいただきます!
【著者】
アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ 文・絵
ナタリア・バラノフスカ 文
日本語版監修:岡根谷実里
徳間書店児童書編集部 訳
【定価】4180円(税込)
【発売日】2023年3月1日(水)
【仕様】A3判変型 112P
【ISBN】978-4-19-865583-9
【発売】徳間書店
【商品URL】https://www.tokuma.jp/book/b620843.html

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