きのこの魅力が詰まった『魔女の森 不思議なきのこ事典』英国王立植物園キューガーデン植物標本が面白い
大好評『魔女の庭 不思議な薬草事典』の著者が贈る、魔女シリーズに続編登場。今度は摩訶不思議なきのこが生える『魔女の森』。グラフィック社は、書籍『魔女の森 不思議なきのこ事典』を1月に発売する。
きのこはその生態が謎に包まれ、いまだすべては解明されておらず、不思議がいっぱい。人の命を奪うこともあれば、救うこともあり、おいしく食卓を彩ることもあれば、森ひとつが丸ごときのこという驚愕の生態を披露することもある。ひとたびきのこに魅せられてしまったらもう抜け出せない、奥深く、魅惑的な世界。それはまさに「魔女の森」。そんな知られざる菌類の世界に誘う、妖しくも美しい1冊。
シイタケなどの美味しいきのこから、致死性の毒きのこ、アリに感染し脳を操る戦慄のゾンビアリタケまで。100種以上のきのこの生態を、英国王立植物園キューガーデン所蔵の植物画を多数掲載し詳しく紹介する。
■著者プロフィール
著者:サンドラ・ローレンス
ロンドン出身の作家兼ジャーナリスト。数冊の歴史書を上梓し、『マリ・クレール( Marie Claire )』や『カントリーライフ( Country Life )』などの雑誌にも寄稿している。
監修:吹春俊光(ふきはる・としみつ)
1959年生まれ。京都大学農学部卒業。博士(農学)。千葉県立中央博物館勤務。専門は大型菌類(きのこ類の分類と生態)で、きのこ全般についての造詣が深く、勤務する博物館では約35年間千葉県のきのこ類を中心に調査をすすめてきた。著書に『きのこの下には死体が眠る』( 技術評論社)、『Mushroom Botanical Art 』( Pie Intl Inc)、
『くらべてわかるきのこ』( 山と渓谷社)、『おいしいきのこ毒きのこハンディ図鑑』(主婦の友社)など、また監修書籍に『フィリア』(パイインターナショナル)など多数。
■書籍情報
書名:魔女の森 不思議なきのこ事典
著者:サンドラ・ローレンス
監修:吹春俊光
発売日:2023年1月
仕様:B5変形 並製 総208頁
定価:2,970円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3694-4
http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=49680