『山とハワイ』 モデル・浜島直子が絶賛 ハワイの魅力満載のエッセイ漫画に注目

 訪れる日本人観光客は年間平均150万人(コロナ以前)で、その7割がリピーターとも言われているハワイ。

 自身の山登り体験を描いたコミックエッセイ『山登りはじめました』などで知られる鈴木ともこの新作はハワイ。

 世界最大の山に登り、奇跡のように美しい秘境のビーチへテント泊……。グルメに町歩き、自然も歴史も満喫したハワイで、一生忘れたくない景色と人に出会った。「アロハ」と笑顔で挨拶すると、あたたかい気持ちになるのはなぜだろう? いるだけでハッピーになれる、ハワイの魅力が満載の上下巻『山とハワイ』(新潮社)全12章オールカラーのコミックエッセイとなっている。

 今回の取材で初めてハワイを訪れた鈴木さんは、すっかりその魅力の虜となったそう。山も秘境も、グルメも観光も……「やっぱりハワイ!」。そう感じた理由が、現地の人々との出会いを通じて、これまであまりじっくり描かれることの少なかったハワイの歴史や文化とともに描かれている。

 また「自分が大切にするものを堂々と大切にしながら、異なる他者の価値観も尊重する」というハワイの人々の考え方・在り方は、コロナ禍で自分の生き方や暮らしを改めて考える人が増えた今こそ、より響くものとなるだろう。

 モデル・浜島直子も「すっごく面白かった!」と本書を絶賛。〈『山とハワイ』では、そんな「リゾートだけじゃないハワイの魅力」が、余すところなく描かれていて、すっごく面白かった!〉〈漫画を読んでいる間ずっと、私は鈴木一家と一緒にハワイを旅していたんです。コロナ禍で気軽に旅に出られなくなって久しいからこそ、漫画を通じて非日常に身を置けることが、とても貴重な体験だとも感じました。〉〈「多様性」の一歩先をハワイの人々は歩んでいたということに、私も初めて気付かされました。〉
(「波」2022年11月号より)

 『山とハワイ』の上巻は「ハワイ島」、下巻は「カウアイ島とオアフ島」で、全12章のオールカラーで、読み応えある作品となっている。

■書籍データ
【タイトル】山とハワイ(上) 登れ!世界最大の 山ハワイ島篇
【著者】鈴木ともこ
【発売日】2022年10月27日
【造本】A5判ソフトカバー
【本体価格】本体定価1760円(税込)
【ISBN】978-4-10-354831-7
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/354831/

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