漫画の中で激走する外車に誰もが憧れた 入手困難なスポーツカー列伝
『ゴルゴ13』 アルファロメオ ジュニアザガート
さいとう・たかを原作の漫画『ゴルゴ13』。作品の中でデューク東郷が「トリポリの埋葬」という回で尾行の際に乗車していた車がアルファロメオ・ジュニアザガート(ジュニアZとも)だった。
尾行が派手すぎることもあってか、対象者がタクシーに乗っているにもかかわらず、バレてしまっていた。東郷の殺気と、しっかりと描かれたジュニアザガートのコンビは実に迫力があった。
アルファロメオ・ジュニアザガートは1969年から75年まで生産された車。その特徴的なデザインに憧れる人もいるが、現在は入手困難となっている。
『ルパン三世』メルセデス・ベンツSSK
『ルパン三世』でルパンの愛車となっていた車が、メルセデス・ベンツSSK。1920年代に製造・販売され、フェルディナント・ポルシェが製造にかかわった最後のメルセデスとしても知られる。
当時としてはかなり高速走行できる車で、最高速度は200キロを超えていたともいわれる。また、生産台数がわずか37台とかなり少ないことから「伝説のスポーツカー」と称されている。
漫画に登場した伝説のスポーツカーたち。それぞれが、人々の記憶に刻まれている。
(画像=Wikipedia)