全国16万基から300基厳選『古墳図鑑』発売 この夏絶対行きたいところが見つかる魅力が満載

 にわかに注目を集めている古墳。さまざまなメディアでも取り上げられていて、古墳をめぐるSNSも活況だ。古墳は、実は日本全国に16万基もあるといわれているほど、膨大な数にのぼる。そんな中7月21日(木)に発売されるのが『古墳図鑑』(日本文芸社刊)だ。

 『古墳図鑑』は全国256地点から約350基を厳選。選定の基準には4つのポイントがある。その形状と特色を紹介している。古墳巡りに便利なハンディサイズの図鑑となっている。

 古墳の大きさや墳丘形状がよくわかる平面図や特色、出土遺物やガイダンス施設の紹介など、現地で見学する際に参考となる解説を掲載。「かたち」や「墳丘の立ち入り」「石室見学」「古墳カードの配布」などがひと目でわかるようにアイコン化しているのでひと目でわかるような編集となっている。

 公開されている映像へリンクできるQRコードも掲載。地上からではわかりにくい墳丘の形状を平面図や空撮画像、動画でのフォローもある。日本全国の古墳散策が、より楽しくなる一冊となっている。

 古墳のきほんのページでは、その成り立ちと変遷、工法や埋葬施設の構造などを解説。当時の生活や社会、技術力などを読み解く。コンパクトなハンディサイズながら古墳について、知りたいことが詰まった充実の内容だ。

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