森保まどかが明かす、HTK48卒業後初の写真集に込めた思い「“好き”を、たくさん知ってもらえたら」

 元HKT48の森保まどかの最新写真集『森保まどか写真集 Lotus』(KADOKAWA)が3月15日に発売された。HKT48卒業後初の写真集となる本作の舞台は、サウナやライブハウス、ブックカフェ、メイド喫茶など、森保まどかの趣味に触れられるロケーション。HKT48時代には見られなかったような、プライベートな瞬間がありありと収録された一冊に仕上がっている。

 何に興味を示し、そこでどんな表情を見せるのか。HKT48を卒業し、いちタレントとしてマルチに活動する森保まどかの“今”を彩る、豊かな“好き”が詰まった本作をもとに、撮影の思い出から、今後の活動の展望を聞いた。(とり)

【インタビューの最後に、森保まどかさんのサイン入りチェキプレゼントあり】

いろんな表情を見せられた写真集

――HKT48を卒業されてから約9ヶ月。最近の活動はいかがですか?

森保:グループにいたときより仕事の幅が広がりましたね。例えば、女優業や声優業をやるにしても、ちょっと大人なシーンが割り当てられていますし、今回の写真集でも、本格的なランジェリーカットに挑戦しています。

――客観的に見てもそう思うのですが、やはり、少し大人っぽくなったんですかね?

森保:そうなんですかね!?(照)  気持ちは逆に、タレント1年生って感じです。グループにいたときは、周りに年下メンバーや後輩が多かったので「しっかりしているところを見せないと」と、先輩っぽく、お姉さんっぽくいることを心がけていたのですが、今はもう少しフラットな自分でいられる現場が多いというか。先輩方と接する機会の方が多いですし、なかにはちゃんと叱ってくださる方もいる。「デビューしたばかりの頃もこんな感じだったなぁ」と、10年前の感覚が蘇りますね。毎回、新鮮なお仕事ばかりでドキドキしますよ。


――そういえば、前作『スコア』のインタビュー(本サイトにて公開中)でも、「卒業後は後輩気分を味わいたい」と言われていましたよね。

森保:言ったかもしれない! ふふふっ。見事な伏線回収ですね(笑)。

――タレント1年生として奮闘されるなか、前作から1年足らずのうちにHKT48卒業後初の写真集『森保まどか写真集 Lotus』を出すことになりましたけど、心境いかがですか?

森保:こんなに短いスパンで写真集を出させていただけるなんて。正直、驚きしかなかったです。嘘でしょ!?って(笑)。「前作を買ってくださったファンの方にもGETしてもらえるかな。いや、GETしたいと思えるような作品にしないと……」。そんな不安はあったものの、出来上がった本作を見た今は「前作とは違った私の姿を見ていただける写真集になった」と自信を持って言えますね。お話をいただけて、本当によかったです。

――福岡を舞台に森保さんのルーツを辿った前作に対して、本作は、サウナやライブハウスなど、森保さんお気に入りの場所を周られたんだとか。

森保:はい。「行きたい」と提案させてもらった場所、全部に行かせてもらいました(笑)。しかも5日間かけて、その場その場を存分に楽しめるようスケジュールを組んでくださったので、遅れてやってきた卒業旅行みたいでしたね。“楽しんでいる風”ではなく、リアルに楽しんでいる表情をたくさん撮っていただきました。


――どれもお気に入りの場所だとは思いますが、いちばん思い出深いロケーションはどこですか?

森保:悩むなぁ……強いて言うなら、ブックカフェですかね。新宿にあるビルの高層階にあるカフェで、街を一望できるんですよ。ここに行くのは初めてだったので「東京にこんな場所があったんだ!」って感激しちゃいました。

 それと、ブックカフェのシーンではエクステをつけてロングヘアにしているんですけど、これは私なりのこだわりなんです。もともと打ち合わせでは、別カットのメイド服のシーンでエクステを付けようと話をしていて、そのメイド服の撮影のあとが、このブックカフェのシーンだったんですよ。当初はエクステを外して撮る予定が、その場の雰囲気で「絶対にロングの方が似合うよね」って。ファンの方からも好評なようですし、私自身もスゴくお気に入りのカットですね。

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