素人のイラストをプロ漫画家がデジタルリメイクすると? 「理想の女の子」が劇的に変化

 各種アプリやウェブサービス、SNS等の隆盛により、漫画やイラストを発表できる場が急激に広がったことで、ウェブ発の人気作品も数多く登場している昨今。プロを目指す漫画家やイラストレーターの卵もそれだけ多く、YouTubeではプロによる添削動画や初心者講座が人気を博している。

 そんななか、家族やアシスタントも出演するアットホームな動画で、初級者にもわかりやすくイラストや漫画の描き方を伝えているのが、漫画家の慎本真(しんもと・しん)氏だ。「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」でゲスト講師を務めるなど、技術を伝えることに長けた人気クリエイターだが、絵を描くことにそれほど関心がない人にとっても興味をそそる企画を多く送り出している。

 そんな慎本氏が12月25日、「デジタル歴15年のプロ絵師が初心者イラストをリメイクしたらどれだけ上手くなるの?」と題した動画を公開。スポンサーがついた、いわゆる“提供動画”だが、多くのトップYouTuberと同様に、ただ商品を紹介するのではなく、多くの視聴者が気になる企画を展開しているのがさすがだ。

デジタル歴15年のプロ絵師が初心者イラストをリメイクしたらどれだけ上手くなるの?

 動画の内容はタイトル通り、絵が上手とは言えないアシスタント・エスくんが描いたアナログイラストを、デジタル歴15年のプロ漫画家、慎本氏がリメイクして、その変化を検証するというもの。多くのイラストレーター、漫画家がデジタルツールを導入しているなか、単純に「アナログの絵をデジタル化したらどうなるのか」という解説も兼ねており、絵を描く人にとってはなかなか勉強になる動画だ。

 元の絵を描くエスくんに与えられたお題は、「自分の理想の女の子」。事前に完成していた絵は、これまでチャンネルを追いかけてきた視聴者なら「おっ」と思える、成長を感じさせるものだった。ポイントは「片耳に髪をかけている」ところで、明るめの髪も上手にかけている。果たして慎本氏は、この絵をデジタルツールを駆使してどう変化させていくのか。

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