“まゆせーらの夏を忘れない” 乃木坂46・田村真佑×早川聖来『アップトゥボーイ』初表紙
『アップトゥボーイ』 Vol.304(2021年8月号)が、2021年6月23日にワニブックスより発売される。このたび誌面カットと、インタビューが公開された。
今号では最新シングル「ごめんね Fingers crossed」が今年度女性アーティスト最高初週売上で26作連続の1位を獲得するなど、絶好調の乃木坂46大特集号。表紙を飾るのは前作「僕は僕を好きになる」に続く選抜メンバー入りを果たし、4期生曲「猫舌カモミールティー」では初のセンターに抜擢、前回の本誌登場時(アップトゥボーイVol.301)ではレギュラー出演中の文化放送『レコメン!』で“アップトゥボーイ祭り"を誘発し、見事に特典付き販売分を完売させた“五軍リスナーのヒロイン"田村真佑と、前作の4期生曲「Out of the blue」初センターから、今作の表題曲での初選抜と、順調に坂道を上りつつある早川聖来の、4期生推しにはお馴染みのコンビ“まゆせーら”。
大の仲良しであるにもかかわらず、意外にも2人でのグラビア撮影は初。巻頭グラビアは、「ごめんね Fingers crossed」MVの世界観を彷彿とさせる、フィフティーズの雰囲気たっぷりにお届け。プールサイドではしゃぐ姿、ロカビリーファッションでスタイリッシュに、そし て最後はオトナにブラックコーデも披露。この夏、2年ぶりの全国ツアー開催が決定した乃木坂46。”まゆせーらの夏を忘れない”、そのキャッチ通りに、彼女たちにとっても、そしてファンにとっても忘れられない夏となる……そんな予感に満ちた巻頭20ページになっている。
続いてのグラビアには、2期生の寺田蘭世が1年6カ月ぶりに登場。今回は都心を飛び出し、彼女とあてのない小旅行に出かけた。リラックスした表情が印象的だった今回の撮影。10ページのボリュームでしっかりとお届けする。
そして今号の乃木坂46グラビアを締めくくるのは3期生の岩本蓮加。11ページに渡るグラビアはまさに“圧巻”。強さと可憐さがないまぜになった出来上がりに、心打たれる読者も多いはず。まずは裏表紙の仕上がり具合から注目してほしい。
さらに好評連載・3期生の伊藤理々杏は、Twitterでも多数リクエストがあったあの衣装 (!?)で登場。もう一つ、乃木坂46ファンにとって嬉しい企画が。グループ卒業後は女優とし て活動する井上小百合が、富田望生連載「女優撮」にゲストとして登場している。
今回は特別に表紙を飾った田村真佑・早川聖来と、裏表紙を飾った岩本蓮加の、インタビューを抜粋して公開する。
田村真佑×早川聖来(乃木坂46)インタビュー抜粋
ーー自他ともに認める仲良しのお2人なので、改めてそれぞれがどんな人か、語って頂きましょうか。
早川「まゆたんはどんなときでも明るくてニコニコしているからすごいなって。4期生で最年長でもあるし、“しっかりしなきゃ”って思いがあるんだと思います。でも4期生しかいないときとかは私にべったり甘えてきてくれたりするので、そのギャップでさらに好きになっちゃいました」
田村「ギャップ萌え(笑)。聖来は女子特有の馴れ合いっていうのかな、周りの雰囲気に合わせて発言する、みたいなところが一切なくて。聖来がいなかったら乗り越えられなかったこともたくさんありました」
早川「なんか照れるね(笑)。一度だけあったよね、まゆたんが号泣しちゃって」
田村「うん、あったあった(笑)。ありがたいことに去年の後半ぐらいからお仕事の幅がグッと広がって。打ち合わせのときは嬉しいからテンション上がって“はい!やれます!!頑張ります!”って言うんだけど、楽屋に帰ってきたら急に不安になっちゃって、聖来の胸に駆け込んでわーって泣いちゃって……」
早川「私はすごく嬉しかったし、まゆたんのこと本当に愛おしいって思っちゃった」
田村「嬉しい。聖来って天然なところもあるからか、人の懐に入り込むのが上手なんです。すっかり“聖来沼”にハマっちゃいました。大好きだよ♪」
早川「ありがと(照)」
岩本蓮加(乃木坂46)インタビュー抜粋
ーー先日の3期生らいぶは配信でしたが、12人の気持ちが迫ってくるような素敵なライブでした。
「ありがとうございます。3期生だけでライブをやるのが4年ぶりとかだったんですよね。当時はまだ乃木坂46に加入したばっかりで経験もないし、右も左も分からないしで、とにかくカオスだった印象しかなくて……」
ーーカオス(笑)。言い得て妙ですね。
「ライブも一生懸命やることしか知らないから、こなすことでいっぱいいっぱいだし、楽屋とかでも常に誰かが泣いていて(笑)。私も入った当時は中学生になったばかりで、梅(澤美波)とか(佐藤)楓とか、お姉さんチームのメンバーがとても同期と思えないぐらい距離があって」
ーー高校卒業したぐらいの女性と、中学生が同期ですって言われても……って感じですよね。年の差は変わらなくても、その関係性はだいぶ変わりましたか?
「特に梅と楓はすごく仲良くなりました。こないだ初めて梅から相談を受けて。何と言うか、嬉しかったですね。やっと仲間になれたような、そんな気持ちでした。そういうタイミングでの3期生ライブだったので、個人的にはいちばん心に残るライブになったかもしれないなって思っています」
(※インタビューは抜粋の為、一部文章を改変しています)
担当編集コメント
田村さんと早川さんの撮影は常に笑いの絶えない、見ているだけで幸せになれそうな”最幸”な雰囲気に溢れていたのですが、インタビューで早川さんが田村さんの想い出を語っている時、田村さんが思わずハッとしてしまうぐらい切ない表情をしていたのが印象的でした。デビューして約2年半、楽しい時は喜び合い、辛い時は励まし合って乗り越えてきた、そんな2人の「青春」を垣間見た瞬間でした。
裏表紙の蓮加さんの撮影コンセプトは、加入当初から大人びた雰囲気を醸し出していた彼女の為にずっと温めていた企画です。透き通るような魅力を体感して頂けると思います。
2期生の寺田さんのグラビアは、”真っ赤なドレスを着てもらいたい”という想いだけで始まった撮影でしたが、飾らない彼女の人柄がよく出た10Pになったと思います。
■書誌情報
『アップトゥボーイ』Vol.304(2021年8月号)
発売:ワニブックス
発売日:2021年6月23日
定価:1,300円(税込)
付録:B3サイズ両面ポスター