松下洸平「数え切れない出会いに支えられた」 俳優としての思いを語る『AERA』

 朝ドラ『スカーレット』の「八さん」でブレークを果たした俳優・松下洸平が表紙を飾る『AERA』10月26日号が、10月17日、朝日新聞出版より発売される。3ページにわたるカラーグラビア&インタビューは蜷川実花が撮影を担当した。

 松下は現在、コロナ後の恋愛模様を描く連続ドラマ『#リモラブ~普通の恋は邪道~』に出演中。今年は映画『燃えよ剣』の公開も控えている。

 意外にも熱しやすい一面があるという松下。あるミュージカルに出合い「あんな風に歌えたら気持ちいいだろうな」と思った途端、武道館でのライブを想像して音楽の道を志し、ミュージカルのオーディションに合格すると、今度は演技にのめり込む……。10年間の下積み生活は「数え切れない出会いに支えられた」と話し、くじけそうになったときは「助けてくれた先輩たちともう一度共演したい」という思いに引き留められたという。そんな松下は、役作りの方法もユニーク。さらなるブレーク必至の俳優へのインタビューは必読だ。

 創刊以来続く人物ノンフィクション「現代の肖像」には、芸人のゆりやんレトリィバァが登場。約1年前から取材を始め、その間に最高110キロあった体重を74キロに落とすなどダイエットに成功。新しい体で「新しいステージ」を目指す姿に密着しながら、ゆりやんレトリィバァをゆりやんレトリィバァたらしめているものを追いかける。ことわざ好きでおしゃべりだった祖父との日々。中学時代にいじめの標的になったこと。芸人としてデビューすると先輩たちの楽屋を訪ね、居座った理由。小藪千豊さんの言葉とR-1。アメリカで活動したいという夢……。頑張る姿に、読むだけで勇気がもらえる内容となっている。

 毎月1度の連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、今回がハービー・山口のラストレッスン。前回に続き5ページに拡大し、実際に写真を撮りながら「なんでもない場所を絵にする」テクニックを学ぶ。スタジオや駐車場で、互いに写真を取り合いながら、山口が向井に最後に伝授したのは、「希望」と「リアル」、「状況」と「本質」の写し方。掲載した作品には、二人の関係性も垣間見える。

 巻頭特集は「人気企業の採用大学」。就活生に人気の102の企業について、旧帝大や早慶上理、MARCH、日東駒専、関関同立など52大学からの就職者数を調査。不況のときほど強まるとされる、各社の「ターゲット大学」が浮かび上がった。三井不動産、資生堂、富士フイルム、トヨタ自動車、ヤフーと、業界も歴史もまったく異なる各社が採用していた「ターゲット大学」は……。掲載している大型の一覧表からは、商社、金融、電子機器では早慶が圧倒的、MARCHや関関同立は保険、情報通信に強く、日大と近大が建設、住宅、旅行、郵政に強い、といったことが読み取れる。コロナ禍で変わる就活の最前線も取材。IT企業が「一本釣り」したい超理系学生を探す際に使う「検索ワード」も掲載している。

【その他の掲載内容】
・学術会議の「行革」に動く菅政権のご飯論法
・トランプ大統領「コロナ克服」「マスクなし大集会」の集票力
・「次男家の次女」が前例を超えていく 佳子さまの言葉が凜々しい
・ドラマ「梨泰院クラス」の街並みを妄想トリップ!
・「っす言葉」は新敬語 余韻と軽さが使えるっす
・隈研吾インタビュー コロナ禍は都市への警告
・池田大作研究 世界宗教への道を追う 連載第41回 「文化と信仰への温度差」

■書籍情報
『AERA』10月26日号
出版社:朝日新聞出版
発売日:10月12日
定価:364円+税