新着MVランキング:M!LK、雨の『ロッキン』で示した「アイドルパワー」 人気トップ10に4作、映像でも際立つ地力
MV Chart Forcus
毎週更新される「YouTube Music Charts」ウィークリー ミュージック ビデオ ランキングより、MVをはじめとした音楽関連の新着動画から上位10作品/楽曲を取り上げ、ランキング化&レビューしていく連載「MV Chart Focus」。10月9日~10月15日のウィークリー新着のTOP10は以下の通り(※1)。
1位:M!LK「アイドルパワー」from『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2026』
2位:一条ゆう「多摩川で、恋...したい♡」MV
3位:忘れらんねえよ「アイラブ言う」THE FIRST TAKE
4位:バーバパパ「ただ浮かぶ脳裏のモーション」MV
5位:Aぇ! group「Mrs.Vampire」Dance Practice
6位:高畑充希「ベラドンナ」MV
7位:Travis Japan「EGO」MV
8位:RADWIMPS「夕星-ゆうづつ-」MV
9位:DRAW♡ME「勝ち確♡ラヴ」MV
10位:KEY TO LIT「Strawberry Breakfast」from『KEY TO LIT Arena Tour 2026 NEO CLASSICS』
今回取り上げるのは、M!LKが今年9月に出演した『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2026』で披露した「アイドルパワー」のパフォーマンス映像だ。今年の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』はM!LKも出演した第2週に台風の影響を受けた。M!LKが出演した9月20日こそ開催されたものの、翌21日の公演は中止となった。今回公開された「アイドルパワー」の映像を観ても、空模様はどんよりしているし、オーディエンスはみんな雨具を装備。決して最良のコンディションというわけではないものの、メンバーたちのパワフルなパフォーマンスやオーディエンスの笑顔が印象的なドキュメントになっている。
ちなみに、「アイドルパワー」のPVは、以前この連載のなかでも取り上げている(※2)。きらびやかなツアー映像と舞台裏のメンバーたちの姿をとらえたビデオは、ここ1、2年でめきめきと人気を拡大し、まさしく「アイドルパワー」を振り撒く力強い存在になった彼らの達成を象徴するような作品だった。
一方、今回公開されたパフォーマンス映像は、きらびやかなセットや演出とは無縁の、LEDディスプレイと照明オンリーというフェスのシンプルなステージでの5人の姿を収めたもの。メンバーカラーを活かし、M!LKらしいゴージャスさを主張する刺繍をあしらった衣装もカジュアルで軽やか。PVとは対照的だ。
とはいえ、演出もフェスのステージをエネルギッシュに動き回り、ファンの歓声を一身に受けて歌い踊る5人の姿は、もはやバイラルヒットの枠に収まらない人気を追い風にして勢いを増す彼らの現在をかえって頼もしく見せてくれる。絵面は決して派手ではないものの、オーディエンスを魅了し巻き込む、これまでに磨いてきたパフォーマーとしての地力と、時代を味方につけた人が持つ特有の存在感が詰まった映像だ。
この連載では「アイドルパワー」に先駆けて「爆裂愛してる」も取り上げたし、M!LKも所属するEBiDAN(恵比寿学園男子部)の「Yes! 東京」も含めれば、今回でM!LK関連の話をするのは通算5回目(※3、4、5、6)。それだけでもM!LKの勢いには驚くのだが、なんと今週の「ウィークリー ミュージック ビデオ ランキング」では人気ランキングトップ10の中に、今回取り上げた「アイドルパワー」(4位)、「好きすぎて滅!」MV(6位)、「時空超えてユニバース」MV(8位)、「爆裂愛してる」MV(9位)の4作がランクイン。MVとパフォーマンス映像がそれぞれランクインしている「Yes! 東京」も含めるなら、関連映像がトップ10の過半数を超える。このYouTubeでの強さには、素朴に驚かされる。
※1:https://charts.youtube.com/charts/TopVideos/jp/weekly
※2:https://realsound.jp/2026/06/post-2419924.html
※3:https://realsound.jp/2026/02/post-2314615.html
※4:https://realsound.jp/2026/07/post-2452410.html
※5:https://realsound.jp/2026/07/post-2461206.html
※6:https://realsound.jp/2026/07/post-2472212.html


























