Def Class、6人が掲げた“FREEDOM”の意味とは 歌とダンスで会場を掌握 むき出しの個性を叩きつけた熱狂の初ワンマン

6人組ダンスボーカルグループ、Def Classが9月23日、KAWASAKI CLUB CITTA'にてグループ初のワンマンライブ『Def Class ONEMAN LIVE「FREEDOM~ストリートからの逆襲~」』を開催した。2025年2月のデビュー(2024年4月にプレデビュー)以来、走り続けてきた彼らにとって最大の挑戦。その一夜の模様をお届けしよう。
脱獄した囚人を思わせるオープニングの演出から、JJが「絶対後悔なんかすんなよ。CITTA'いくぞ!」と叫んで「Do or Die」でライブをスタートすると、勢いに乗って「DRUM LINE」へ。LST HOPEもバックダンサーとしてステージに加わり、息のあった激しいダンスと、そのなかでも安定したボーカルのパフォーマンスで、瞬く間に会場をDef Classの色に染め上げる。
さらに「みんな、まだまだイケんの?」という煽りからこの日のバックDJを務めたDJ HACKとともに観客とコールアンドレスポンスを交わし「24/7」へとなだれ込むと、もう一段ギアを上げて「Kick Base」「DIAMOND」と矢継ぎ早に披露。序盤にもかかわらず、フロアにはすでに凄まじい熱気が満ちている。

K、SOLA、TAO、WON、FAL、JJとメンバーがひとりずつ、自己紹介も兼ねてこのワンマンへの意気込みを語っていく。半年ほど前からこの日のために準備を重ねてきた彼らの熱い想いにグッときてしまう。
そこからが、この夜のハイライトと言っても過言ではないだろう。先ほどまでの激しさから一転、「You & Me」「Dream With Me」とゆるやかなナンバーを続けると暗転。「I promise」のピアノバージョンが始まり、メンバーがひとりずつスポットライトを浴びて、ほとんどアカペラに近い状態で歌声を届けていく。圧倒的な歌唱力を持つメインボーカルのWONとFALはもちろん、すべてのメンバーの歌声が鮮明に届く、新境地とも呼べるパフォーマンスだ。そこから新作EP『Mellow & Tuff』のリード曲で、童子-T&HI-Dというレジェンダリーなタッグによって制作された切ないバラード「君を忘れない」へ。この曲でも、6人それぞれの歌声が、一つひとつの言葉を際立たせながら会場に響いていく。

先日公開されたインタビューでも「君を忘れない」のボーカルの録音には厳しいディレクションがあったことを彼らは語ってくれたが、このメロウなブロックには、彼らのそういった挑戦がはっきりと刻まれていた(※1)。その後の「やっと、6人それぞれの気持ちが揃って、誰かを感動させる歌が歌えるようになってきたんじゃないかな」というFALのMCには、その挑戦を経た自信が滲んでいた。
「しんみりしちゃってない?」「次ブチあげていこうかな」というKの自然体なMCから再びタフなDef Classへとギアを戻し、KとKの実の姉であるMAAAOが振り付けを担当した「G.T.A. ~Get The Adrenaline~」をハードに届けていく。曲を終えると、メンバーはステージを去り、DJ HACKによるキレキレのスクラッチが冴え渡るDJタイムへ。オーディエンスの熱を保ったまま、衣装をストリートモードに切り替えたメンバーが再登場し「Fire Back」「WATCH YA BACK」を披露。初のワンマンとは思えないほど、細部までエンターテインメントへのこだわりが行き届いている。SOLAも思わず観客の声量に驚きを漏らしていたが、それはここまでDef Classが投げ続けてきた熱量に、オーディエンスが真正面から応えた結果だろう。

最新のヒップホップ感覚を詰め込んだ「ACTION」から、オールドスクールの匂いを漂わせる「BOW DOWN」へ。さらに工藤静香の大ヒット曲を彼ら流にアップデートした「嵐の素顔 (Def Class Remix)」、TAOとSOLAの高速ラップが鋭く切り込む「Represent」と畳みかけ、Def Classのタフな側面をこれでもかと見せつける。
すると、そこからもうひとつのハイライトが訪れる。一度ステージが暗転すると、ひとりの女性ダンサーが登場。Kのお姉さんであるMAAAOだ。MAAAOがキレキレのダンスを披露すると、そのソロダンスのバトンはK、FAL、WON、JJ、TAO、SOLAへとひとりずつ引き継がれていく。さらに、7人のダンスが交錯。ライブの終盤ながら、疲れなどまったく感じさせないステージングに痺れる。かつてダンスを諦めたKを再びステージへと引き戻した存在でもあるMAAAO。そのふたりがこうして同じステージで踊っている光景も、この夜ならではのドラマだった。

この日のステージには、6人の個性がむき出しになった瞬間が何度もあった。最後のMCでも、それぞれが用意された言葉ではなく、自分自身の言葉で感謝と決意を伝えていたのが印象的だった。きっと彼らにとって“FREEDOM”とは、決まりがないことではなく、自らの意思で進むことなのだろう。
本編ラストは「Private Jet」「MELODY」。そしてアンコールでは「Take Over」「Roller Coaster」を披露し、全20曲、約2時間半に及んだDef Class初のワンマンは熱狂のうちに幕を閉じた。
終演後には、Juice Recordings所属のJAM HEADS、Def Class、LST HOPEが週替わりで出演する新番組『Bring The Juice Radio』が、10月よりinterfmでスタートすることも発表された。初のワンマンという大きな一歩を踏み出したばかりのDef Class。その“逆襲”は、ここからさらに加速していきそうだ。



※1:https://realsound.jp/2026/09/post-2524538.html
■リリース情報
3rd Digital EP『Mellow & Tuff』
配信中
配信リンク:https://defclass.lnk.to/Mellow_Tuff
<収録内容>
01. 君を忘れない
02. G.T.A. ~Get The Adrenaline~
03. ACTION
04. MELODY
■関連リンク
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