SHOW-WA、昭和歌謡を“今”歌う意味 1stアルバム『タイムマシンはいらない』と武道館公演、その先に描く夢

秋元康がプロデュースする昭和歌謡グループとして、2024年にデビューを果たした6人組グループ・SHOW-WA。これまでSHOW-WAとして3枚、SHOW-WA & MATSURIとして2枚のシングルをリリースし、二度の全国ツアーを行ってきた彼らは、着実に成長を遂げてきた。そんなSHOW-WAが9月30日に待望の1stアルバム『タイムマシンはいらない』をリリース。既存シングル曲はもちろん、新録楽曲も含めた全13曲が収録されるだけではなく、名曲に新たな息吹を吹き込んだ「SHOW-WA カバーコレクション vol.1『リバイバル』」、『SHOW-WA 2nd Concert Tour 2026 “道”』のライブ映像も収録されており、必聴の一枚となっている。
また、10月1日には念願の日本武道館公演『SHOW-WA Concert in 日本武道館 ~大丈夫?いや、無理でSHOW!~』も開催。ますます飛躍していく6人に、アルバムについてはもちろん、武道館公演への意気込みなども併せて語ってもらった。(高橋梓)
『ぽかぽか』卒業、変化の中で再確認したSHOW-WAという場所
ーーまずは最近の振り返りをさせてください。2026年も半分以上過ぎましたが、SHOW-WAとして1枚、SHOW-WA & MATSURIとして1枚シングルをリリースして、『SHOW-WA 2nd Concert Tour 2026 “道”』も完走するという充実した活動をされています。その中で考え方やメンバー同士の関係性など、何か変化はありましたか?
山本佳志(以下、山本):大きなところで言うと、『ぽかぽか』(フジテレビ系)を卒業したことですね。約2年半歌わせていただいていたルーティーンが変わりました。今までは週に3回くらいお台場に行っていましたが、ありがたいことに卒業してからはよりいろんな場所に行けるようになって。卒業したら寂しくなるんだろうなと思っていましたが、想像以上に毎日が目まぐるしいです。本当にありがたいですよね。
井筒雄太(以下、井筒):個々のお仕事も増えてきた感覚があって。個人で舞台に出演するメンバー、テレビドラマに出演するメンバー、ラジオをやるメンバーと、『ぽかぽか』を卒業してから多くなっている気がします。個人のお仕事で得たものをグループに持って帰ってみんなで共有する、というのも新たなルーティーンになりつつありますね。新たなSHOW-WAのスタートを切れたんじゃないかなと思います。


ーーたしかに、個人活動や組み合わせでのお仕事が増えているなという印象があります。だからこそ、グループで活動することの良さも改めて感じていらっしゃるのではないでしょうか。
向山毅(以下、向山):めちゃくちゃ感じていますね。グループって、甘えさせてもらえる場所なんですよね。ひとりでお仕事をさせていただく時って、すべてを自分で解決しなきゃいけないんですよ。でもグループだったら、カバーし合ったり、サポートしたりできる。その環境がすごくありがたいんだなと思うようになりました。そんなSHOW-WAが僕は好きですし、僕が好きなSHOW-WAをもっと知ってもらえるようにという気持ちで、ひとりのお仕事も頑張っています。
塩田将己(以下、塩田):僕は喋っているとみんなに笑ってもらえることが多いんですけど、それはメンバーがツッコんでくれるからですし、ファンの方々が僕の性格を知っているからだったりもするんですよね。ひとりで初めての現場に飛び込むと、それがないのですごく大変。メンバーがいるとやっぱり助かるな、一人ひとりの個性を知って活かせるのはグループの強みだな、と思います。
山本:安心感が違うよね。


ーーグループとしては、2回目のツアーも完走されました。振り返ってみて、どんなツアーでしたか?
山本:仙台から始まったツアーですね。
向山:かなりのプレッシャーがあったなあ。
山本:そうね。ステージ慣れという意味では成長したとは思うのですが、1stコンサートはお金をいただいてライブをお見せするという初めての機会で。ファンの方にとっては、特別なものになったと思うんです。それを超えなきゃいけないという意味で、プレッシャーというかハードルが上がった感じはありました。でも、ファンの方が喜んでくださっていたのなら、それを乗り越えられたのかなと思います。
ーーなるほど。手応え的にはいかがでしたか?
寺田真二郎(以下、寺田):今回は1stツアーで行けなかった場所にも行けて、初めて北海道でもライブをしました。しかも、僕たちはリリースイベントでも北海道に行ったことがなかったので、初めて歌ったのが今回のツアー。しかも平日開催だったんですよね。事前にキャンペーンなどでも行けていないし、北海道のファンの方と実際にお会いしたこともなかったので、直前まで不安でした。
向山:いざライブが始まって、佳志が「北海道に住んでいる方〜」と聞いた時、8割くらいの方が手を挙げてくださって。
山本:熱量をめっちゃ感じました。
寺田:他にも、長野、群馬、奈良などにも行けたのが嬉しかったですし、平日にライブができるのもありがたかったです。関東じゃない場所でライブができて、お客さんが来てくださるということが自信につながりました。
塩田:しかも現地の方々が多いっていうのも嬉しいよね。
青山隼(以下、青山):でも、いろいろありましたよ。これはネガティブな意味ではないのですが、仙台公演は自分たちが求めていたものとは違うものだったんです。だから、途中でセットリストも変えました。ツアー中にセットリストを変えるってなかなかないと思うのですが、僕たちはもっとライブを良くしたかったから。時間がなかったり、たけ(向山)が体調を崩してしまったり、そういう経験も経て、徐々に仕上がっていった感じでした。1stとは全然違う雰囲気の中でやりきった気がしていて、ツアーを回りながら自信がついていった感覚がありましたね。
山本:成長させてもらえたツアーでした。





















