CANDY TUNE、初の日本武道館公演で伝えた“倍の倍”の感謝 デビュー3周年――これからも7人で歩み続ける未来
CANDY TUNEの3周年記念公演『CANDY TUNE 3rd ANNIVERSARY LIVE 2026「CANDY CANDY CANDY PARTY」』が、6月5、6日に東京・日本武道館で開催された。6日公演の開演前には囲み取材が行われ、メンバーからこのライブにかける想いが語られた。
立花琴未は「今回の3周年の武道館は2日間とも完売させていただいたんですけど、それまでの3年間はうまくいくことばかりではありませんでした」と、これまでの歩みを振り返った。かつてはメンバーの人数よりも少ない観客の前でライブをしたこともあり、1周年の豊洲PIT公演では目標としていた完売を達成できなかった。その悔しさも含めて、「たくさん経験してきたことが、今の3周年の武道館につながっている」と実感を込める。小川奈々子も、武道館公演の発表から本番までの半年間を「CANDY TUNEの世界だけ、時間の進み方が違うんじゃないかと思うくらい濃かった」と表現した。
初の日本武道館公演を終えた心境を聞かれると、南なつは「360度、どの方向からもあめちゃん(ファンの呼称)の声援が聞こえてきて、イヤホンをしていても届くくらい大きかったです!」と笑顔。終演後には、リフターが下がったあともメンバー全員で円になって泣き、その場からなかなか動けなかったという。「ここまで生きていてよかったと思えるくらい素敵なライブでした」という言葉からも、武道館公演が7人にとって特別な時間だったことが伝わってきた。
桐原美月は、FRUITS ZIPPERの武道館公演を観て以来、念願だった360度ステージに挑戦したことに触れ、「構成がすごく変わったり、正面も曲ごとに変わったりするので、リハーサルの時点で頭がいっぱいいっぱいで、泣きかけちゃった日もあった」と本音を明かす。それでも本番では「2階のいちばん後ろの席のお客さんの顔が見えるくらい近いステージ」だったといい、「みんなの楽しそうな顔が心に焼き付いています」としみじみ語った。
3周年を記念した新曲「スペシャル感謝祭」について、宮野静は「『倍倍FIGHT!』を作ってくださった玉屋2060%さんが、今回の3周年として作ってくださった曲」と紹介。「ところどころに『倍倍FIGHT!』の振り付けが入っていたり、つながっている部分がある」と見どころを明かし、「『倍倍FIGHT!』に続くヒットソングになれば」と意気込んだ。
秋には全国18都市23公演を回るツアーも控えている。福山梨乃は「CANDY TUNEを好きになってくれて、出会ってくれた方全員にスペシャル感謝を届けに行きたい」と語り、「日本全国、そして世界各地の皆さんに倍の倍にファイトを届けたい」と力を込めた。村川緋杏は今後の目標として「東京ドームに立つことです」と宣言。FRUITS ZIPPERの東京ドーム公演をメンバー全員で観に行った際に「雷みたいな衝撃が走った」といい、そこから東京ドームを目指す思いが強くなったという。一方で、「それ以上にCANDY TUNEがなくならないことが、みんなで願っていること」とも語り、「来世まで続くぐらいCANDY TUNEを続けていきたいです」と7人の結びつきをにじませた。
また、立花は前日に発表された『CanCam』(小学館)専属モデル就任にも言及。母の影響で幼い頃からファッション雑誌に親しみ、「初めて知った雑誌が『CanCam』だった」と明かす。「夢が叶って幸せです」と喜びながら、「これからたくさん吸収して学んで、読者の方に楽しんでいただけるように頑張りたいです」と意気込んだ。
グループとしての活動に加え、今後はソロでの活躍にも期待がかかる。福山は「それぞれが好きなことで活躍して、CANDY TUNEをさらにいろんなところで広めていきたい」と話し、村川も「倍の倍にしたいです」と笑顔で続けた。
結成から3年、CANDY TUNEは悔しさも喜びも7人で共有しながら、初の日本武道館2DAYSを成功させた。完売の武道館、3周年の新曲、全国ツアー、そして東京ドームという新たな目標。あめちゃんへの感謝を胸に、彼女たちはここからさらに“倍の倍”のスピードで前へ進んでいく。では、その日本武道館で7人はどのような景色を見せたのか。ライブ本編の模様も振り返っていきたい。