B&ZAIの楽曲が人を惹きつける理由 「衝動Never end」「KISS'N'DOL」……変幻自在なパフォーマンスの魅力

 ジュニアの8人組ユニット・B&ZAIのオリジナル曲「衝動Never end」のパフォーマンス動画が話題だ。5月22日に公式YouTubeチャンネルに投稿された動画が、公開2週間で100万回再生を突破し、6月1日週のチャンネルヘッダーを飾っている。なぜB&ZAIの楽曲は人を惹きつけるのか? 本稿では、B&ZAIのオリジナル曲の魅力について掘り下げていきたい。

「衝動Never end」「KISS'N'DOL」「なつ♡あい」…8人が見せる変幻自在な表現

 「衝動Never end」は、今年2月から開催された全国ホールツアー『B&ZAI LIVE TOUR 2026 - ROCK'N'DOL -』で披露された新曲だ。投稿された動画は、本ツアーの追加公演である日本武道館公演でのパフォーマンス。大きく映し出される歌詞によってリリックビデオとしての楽しみ方もできるようになっている。初めてメンバー全員が楽器を持って演奏する曲でもあり、ライブ終盤には手を振りながら会場全体がひとつになり、ともに過ごした時間を噛みしめるような晴れやかさも生まれている。バンド編成での初のオリジナル曲「First Beat」は始まりの決意を情熱的に歌う、炎を燃やすような曲であったのに対し、「衝動Never end」は柔らかく風が吹くような爽やかさがある。これからも仲間とともに進んでいくというメッセージが、8人の温かい声によって歌われる――。夢の武道館を通過点として踏み締めた今のB&ZAIだから歌える楽曲だ。

B&ZAI【衝動Never end】LIVE TOUR 2026 -ROCK’N’DOL- in日本武道館より

 本ツアーで披露された新曲はもう一曲あり、こちらも公式YouTubeチャンネルにてパフォーマンス動画が公開されている。ジャケットプレイを取り入れたセクシーなダンス曲「KISS'N'DOL」だ。8人の持つ大人でミステリアスなオーラが活かされているうえ、菅田琳寧が歌い出しで惹きつけるラップや、鈴木悠仁の艶めいた歌声、川﨑星輝のアクロバットなど個々の武器もよく感じられる一曲となっている。

B&ZAI【KISS’N’DOL】LIVE TOUR 2026 -ROCK’N’DOL-より

 そして彼らのオリジナル曲と言えば、昨年EX THEATER ROPPONGIにて開催された『マイナビ サマフェス ROPPONGI SUNNY BEATS』のテーマソングである「なつ♡あい」についても紹介したい。昨年7月に出演した『ミュージックステーション SUPER SUMMER FES 2025』(テレビ朝日系)にて初披露し、イベントが始まって以降、キャッチーなメロディとかわいらしい振り付けで話題となり、事務所のサマーソングの新たな定番として一気に人気曲に。さまざまなフェスや合同コンサートでも披露し、季節に関係なくたくさんの観客を魅了した。曲中にはグループ名を呼ぶコールもあり、会場が一体となって楽しめる曲だ。

B&ZAI【なつ♡あい】PIA MUSIC COMPLEX 2025 -ぴあフェス-

 昨年6月の初ステージからまだ一年しか経っていないにもかかわらず、多様なオリジナル曲を持つB&ZAI。ダンス曲では人数の多さを活かしたフォーメーションや迫力のあるアクロバットを取り入れたり、バンド曲では楽器の数を調整して雰囲気を変えたりと、彼らにしかできない手法で展開されるパフォーマンスがオリジナル曲の支持を高めているように思う。また、キュートな楽曲、ダークな楽曲、情熱的な楽曲など、どんなコンセプトにも変幻自在に対応する8人のポテンシャルや、この一年で膨大な公演数をこなしてきた経験も、さらなる魅力を引き出しているように感じられる。「衝動Never end」も、曲そのものの引力と彼らのパフォーマンス力が相乗効果を生み出す作品だ。

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