Ooochie Koochie、ウルフルズはそれぞれの地元で大晦日ライブを開催

　奥田と吉川によるユニット・Ooochie Koochieは、今年7月にスタートさせたツアー『Ooochie Koochie TOUR』が、12月31日に地元の広島グリーンアリーナにてファイナルを迎える。来年は奥田がユニコーンに加入してから40年、PUFFYをプロデュースして30年の年でもある。来年1月7日にはEP『あまりもの』をリリースし、同月11日からは全国ツアー『奥田民生「MTRYツアー2026“春 Ooh La La”」』を開催することが発表済みだ。吉川は、昨年から今年にかけてデビュー40周年を記念した全国24カ所26公演のツアーを開催。来年は5月から22カ所24公演のツアー『KIKKAWA KOJI LIVE 2026』を控えている。Ooochie Koochieとしてのライブは、今だからこそ観ておきたい公演だ。

　同じく12月31日に大阪フェスティバルホールで、『ウルフルズ ライブ2025 せやなせやせや大晦日!!』を開催するウルフルズ。来年は名盤『バンザイ』のリリースから30周年で、書籍やリマスタリング音源による『バンザイ』のアナログ盤もすでに発売されている。

　そして、及川も同日にLINE CUBE SHIBUYAで『及川光博 年忘れスペシャルライヴ2025「ゆくミッチーくるミッチー」』を開催。『ゆくミッチーくるミッチー』は1999年から開催されているライブで、かたちを変えながら20年以上続くライブシリーズのひとつだ。今年は『及川光博ワンマンショーツアー2025「DISCO☆ENDORPHIN」』を開催のほか、ドラマ『ぼくたちん家』（日本テレビ系）への出演などアーティストと俳優の両面で活躍。“キラキラの王子様”と会える1年の最後の日を毎年心待ちにしているファンは多いに違いない。

　今回紹介したアーティストの年末ライブは、長年続けられているものやそのアーティストの地元での開催など、特別な意味を持つものも多い。2025年の年末に観るステージは、果たしてどんなものになるのか。その日はもうそこまできている。