2025.05.15 20:00

ガールズバンドの新星・Faulieu.　運命が引き寄せた出会い――『子宮恋愛』ED主題歌で掴んだ“らしさ”

Faulieu.で叶える夢「一秒でも長くこのバンドをこの4人で続ける」

――そして、8月からはワンマンツアーが始まります。Faulieu.として初のワンマンツアーとなりますが、どんなツアーにしたいですか？

Canaco：『My name is Faulieu.』というタイトルなのですが、そのタイトル通り、初めましての方にFaulieu.を知ってもらえるツアーにしたいなと思っています。ワンマンなので、たくさんの人たちにFaulieu.のよさや奥行きみたいなものを体験してもらえたらうれしいです。

――特に楽しみなことはありますか？

Canaco：前回のツアーで初めて歌詞を映し出したりして、いろいろと演出も挑戦してみたんです。今回は長尺になるので、演出面にはさらにこだわりを持ってやれたらと思っていて。それは楽しみのひとつですね。

――ツアーファイナルは、初の海外公演となる台北公演です。

Canaco：以前からSNSで「いつかFaulieu.を台湾の地で見られるのを楽しみに待っています」というコメントをよくいただいていて。台湾で私たちのコピーをやってくれているバンドもいたりするみたいなんです。いつか台湾でライブをしてみたいと思っていたので、純粋に楽しみです。

Kaho：チャレンジでもありますけど、また新しい土地でFaulieu.の音楽を届けられるのが楽しみです。

Canaco：私は海外に行くこと自体初めてなので、それも楽しみです！

――では最後に、バンドとしての今後の目標や展望を教えてください。

Kaho：私たちは自主でやっている時期もあって。その時はライブの会場を押さえたり、事務的な作業なども自分たちでやっていたんです。100%音楽に集中したくても、やらなきゃいけないことがあってなかなか音楽だけに集中ができなかった。だけど、今は状況が変わって、100%音楽に集中できる状況を作っていただいている。だからこそ、楽曲制作やライブの演出など、自分たちが本当にやりたいことを突き詰めていきたいなと思っています。

Ayano：ありきたりかもしれないですけど、お茶の間にも伝わる、みんなに知ってもらえるバンドになりたいです。地元のみんなにも届くような活動をしていきたいし、ゆくゆくは地元・宮城の大きな会場でライブをして、家族や親戚を招待したいです。

Mimori：この4人でしかできないものが絶対にあると思っています。それがどういうものかはまだ確定していないんですけど……それを探していきたい。それを考えて、突き詰めていくことで、結果的にお茶の間に届いたり、街中で流れる音楽になっていったら嬉しいです。

Canaco：あと、ヨーロッパツアーをしたいんでしょ？

Mimori：そうなんです！　私、4歳までベルギーに住んでいて、ヨーロッパが大好きなので、いつかヨーロッパツアーもしたいなと思っています。

Canaco：私の目標は、一秒でも長くこのバンドをこの4人で続けること。それを叶えるために、メンバーそれぞれのやりたいことを一つひとつ叶えられる、力のあるバンドになりたいなと思っています。