2025.03.16 05:50

菅井友香、2週連続で万馬券的中の快挙　白石麻衣、中田花奈、北野日奈子……“競馬”にゆかりある坂道卒業生

文＝川崎龍也

　現在、坂道グループの卒業生や現役メンバーたちが、それぞれの個性を活かして競馬界に新たな風を吹き込んでいる。

　まさに今注目を集めているのが、欅坂46および櫻坂46の初代キャプテンを務めていた元メンバー・菅井友香だ。幼少期から乗馬を嗜み、グループ在籍時代も“馬好きキャラ”として知られていた彼女は、2023年より競馬中継番組『競馬BEAT』（カンテレ）のMCを務め、現在はYouTubeコンテンツ『菅井友香のウマ友になってくれませんか？』も担当している。

「ペースが安定しない中で落ち着いて…」GⅠで魅せた神騎乗を自ら解説！休日の過ごし方、家族との絆、さらに乗馬を愛するゆっかーへのアドバイスも！[菅井友香のウマ友になってくれませんか？]

　『第28回全日本ジュニア馬場馬術大会2011』チルドレンライダー選手権で第2位という実力を持ち、大学では馬術部に所属するほど馬との関わりが深い菅井。2017年から約5年間にわたって日本馬術連盟の馬術スペシャルアンバサダーを務めてきたが、競馬はビギナーだったという。しかし、『競馬BEAT』でMCを担当してからは、現役の騎手と対談したり、馬券の買い方などメキメキと競馬の知識をつけていき、先日3月9日の『報知杯弥生賞ディープインパクト記念』では、杉原誠人騎手騎乗のファウストラーゼンを含む3連複を的中させ、「的中できました」と喜びの声をInstagramのストーリーズで発信。さらに、前週の3月2日には『チューリップ賞』でも3連複を的中させており、2週連続で万馬券を当てるという快挙を達成した。アイドルファンのみならず競馬ファンの間でも存在感を確立しつつある印象で、確かな分析力と予想センスで一気に注目を浴びるようになった菅井の活躍は、今後もますます期待されるだろう。

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　元乃木坂46の白石麻衣は、坂道グループと競馬の接点を作ったメンバーでもあった。2013年から2016年にかけて元AKB48の小嶋陽菜とともに競馬バラエティ番組『うまズキッ！』のMCを務め、『みんなのKEIBA』や『馬好王国～UmazuKingdom～』（すべてフジテレビ系）にも出演。競馬初心者ながらも、番組を通じて知識を吸収し、積極的にレース予想に挑戦する姿は多くのファンにとって新鮮だっただけでなく、競馬ファンからも好感を持って受け入れられた。

このあと25:15〜25:45はフジテレビ「うまズキッ」放送です！衛藤美彩のトレセン初取材の様子もオンエア！お楽しみに！
写真は競馬新聞を手にするまいやん！https://t.co/DsAGBsZDiU pic.twitter.com/CTuctZrIGl

— 乃木坂46 (@nogizaka46) April 9, 2016

　番組では、実際に馬券を購入してレース観戦を行う企画にも参加。白石のナチュラルなリアクションや、競馬に対する純粋な興味は視聴者にも伝わり、女性の競馬ファンが増えるきっかけの一つとなったと言えるだろう。また、白石が競馬界に残した大きな足跡として、競走馬の名付け親となったことが挙げられる。彼女が命名した“キミノナハセンター”は乃木坂46の楽曲「君の名は希望」に由来しており、白石の競馬、そしてグループへの愛着や情熱が色濃く表れたエピソードとして、今なお語り継がれている。

　同じく、元乃木坂46の中田花奈も競馬に関わりの深いメンバーだ。2023年からはJRAが運営するYouTubeチャンネル『中田花奈のウマくなりたい！』でMCを務め、初心者にもわかりやすく競馬の魅力を伝える役割を担っている。

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　特筆すべきは、中田の予想スタイルだ。感覚に頼るのではなく、血統、過去の成績、騎手のデータを基にした理論的なアプローチを貫いているのが印象的で、プロ雀士としても活躍する彼女らしい確率と統計を駆使した馬券戦術には、競馬ファンからの注目も集まっている。そのデータ分析力が発揮されたのが、2024年の『エリザベス女王杯』だ。SNSで「万馬券当てました」と報告し、441.4倍の3連複を的中。2023年にも『ジャパンカップ』を現地観戦して3連単を的中させており、すっかり競馬ファンおなじみの存在になっている。