2025.03.14 20:00

WOLF HOWL HARMONYが持つ“歌”というブレない軸　LDHのボーカルへのリスペクトと挑戦

「WOLF HOWL HARMONYはバラバラだから面白い」

──デビューからの2年をまとめたアルバムが完成しましたが、WOLF HOWL HARMONYとしてのこの次の展開はどのように考えていますか？

RYOJI：僕が今感じているのは、一人一人がもっとスキルを高めていく必要があるし、そのためにももっとアウトプットしていく必要があるということ。自分で言ったら、得意なラップをもっともっと伸ばして、「レッドブルマイク」に出るとか。そうやって、一人一人のスキルを底上げして、まだ僕たちのことを知らない人にも知ってもらう機会を増やしていくことが、これからの僕たちには必要になっていくのかなと思います。4人組なので、一人一人にフォーカスもしやすいでしょうし。引き続き鍛錬です。あと、今年はFCツアー（『WOLF HOWL HARMONY LIVE & FAN MEETING TOUR 2025 〜BAKUON DREAM〜』）もあるので、自分たちがどういうグループなのかもしっかり見せていきたいなと思っています。

──今回のアルバムには、グループ名から取った『WOLF』という単語が冠されています。今、自分たちで思うWOLF HOWL HARMONYとはどのようなグループですか？

RYOJI：なんだか新しいけどクラシックなグループだと思います。それと……僕たちは4人とも歌を得意としているので、自分たちが憧れてきたEXILEさんや、“Love, Dream, Happiness”を感じやすいグループなのかなと思っていて。LDHのボーカリストと言えば、EXILEのオリジナルボーカリスト・ATSUSHIさん。ATSUSHIさんが積み上げてきてくださったLDHのボーカリストとしての強みは、僕たちが引き継いでいかないといけない。それは使命だと思って、これからも活動をしていきたいです。

SUZUKI：このアルバムを聴いてもらったらわかるように、これまでリリースしてきた楽曲はそれぞれすごく個性的ですが、軸はしっかりある。僕たち4人もそうだと思うんです。それこそMEMBER PRODUCE盤も見事にバラバラでしたし（笑）。それはつまり、一人一人しっかりキャラが見えるグループでもあるということ。バラバラな4人が集まったからこそ面白いグループになっていると思うので、これからもっと一人ひとりが輝いていけるように、スキルアップしていきたいと思います。