THE ALFEE 高見沢俊彦、『大阪・関西万博』のミャクミャクに大興奮 「ウルトラ怪獣のようです」

高見沢俊彦、ミャクミャクに大興奮

 高見沢俊彦(THE ALFEE)が、『大阪・関西万博』におけるサンマリノ共和国パビリオンのブランドアンバサダーに就任。1月17日に都内にて開かれた『OSAKA EXPO 2025 SAN MARINO PAVILIONアンバサダー任命式』に登壇した。

『OSAKA EXPO 2025 SAN MARINO PAVILIONアンバサダー任命式』

 サンマリノ共和国は、イタリアの中にある世界最古の共和国。 面積は東京の世田谷区ほどで、人口3万3000人ほどの小さな国だが、1700年以上にわたる長い歴史の中で戦争をしたことのない、世界でも稀な平和の国である。そのあり方に感銘を受けた高見沢は、折に触れサンマリノ共和国の存在を知り、そこで作られるワインにも興味を持ち、サンマリノの文化を日本に伝えてきた。その功績を称え、2019年にサンマリノ共和国より聖アガタ騎士団の騎士の称号を授与。そして、サンマリノ共和国国営ワイナリーによって、ブドウ畑の一角に高見沢の名前がついた看板が建てられ、そこで収穫した葡萄で作られたワインがサンマリノワイン「高見沢俊彦 Originalシリーズ」として日本で販売を開始している。

 サンマリノ共和国は、高見沢に敬意を表するとともに、日本とサンマリノ共和国の文化交流をより深めるため、パビリオンアンバサダーへの就任を国として正式に依頼。高見沢がそれを快諾し、今回の任命式を行う運びとなった。

 式の始めに、フィリッポ・フランチーニ(万博実行委員会長官室長官)がサンマリノ共和国観光大臣の代理としてメッセージを代読。高見沢への感謝と友情、信頼、さらにサンマリノの地で音楽を奏でてほしいと伝えた。ラウラ・フランチオージ(万博ディレクター)は、サプライズでもかまわないので、パビリオンをぜひ観にきてほしいと声をかける。高見沢は式の前にラウラがヘヴィメタル好きと聞いたそうで、「たぶんTHE ALFEEのことは気に入ると思います」と自信あり気にコメント。ラウラはドラマーらしく、THE ALFEEと一緒に演奏がしたいと思っていると伝えると、高見沢は「うちにはドラムがいませんから。期待しています」と歓迎ムードだった。

 パビリオンアンバサダーとして認める盾の授与式には、『大阪・関西万博』の公式キャラクター・ミャクミャクが登場。大きな姿のミャクミャクを目の当たりにした高見沢は、「本物可愛いですよ。ウルトラ怪獣のようです」と興奮気味にウルトラマン愛を滲ませていた。

 高見沢はパビリオンアンバサダーに就任したことについて、「世界最古の共和国と、我々THE ALFEEも“日本最古のバンド”ということで、いいコラボレーションができると思ってます」と冗談混じりにコメント。続けて、「戦争をしたことのない平和な国ということを含めて、僕は気に入りました。サンマリノ共和国をもっと日本の人たちに広めたいという気持ちがあり、お受けしました。行ってみて分かるのですが、小さな国ではありますが、会う人みんな人柄がいいんですよね。そういうところも含めて、 今の時代にあった国ではないかなという気がいたします」と現地に訪れた際の実感も交えて真摯にサンマリノ共和国の良さを伝えていく。また、3つの塔が描かれた国章を指差しながら、「まさにTHE ALFEEなんですね」と笑みを浮かべながら、今後も縁深いサンマリノ共和国の良さを伝えていくことを約束した。

 質疑応答では、パビリオンのプロモーションムービーを作ると仮定して、それに合うTHE ALFEEの楽曲を選曲するとしたらという質問が記者から飛んだ。高見沢は「個人的には、みなさんに知られてる曲もいいかな」と自身の考えを明らかにする。41年ぶりの出場となった『第75回NHK紅白歌合戦』では「星空のディスタンス」を披露。「もう1曲歌うなら何がいい?」という一般アンケートで、1位が「SWEAT & TEARS」だったことに触れ、「それもいいかなと今ふと思いました」と高見沢は述べる。

 昨年デビュー50周年イヤーを走り抜けたTHE ALFEE。高見沢個人としては今回のパビリオンアンバサダー就任が、51周年のキックオフとなる。2025年を迎えての抱負を聞かれ、高見沢は「今年もツアーがありますし、夏のイベントも予定していますので、例年と変わりはしないんですけど、ここから1年1年がすごく重要になるような気がしますね。年齢的に(笑)。ツアーをどうするかとか 」と笑いを挟みつつ、「その1年目にこういったアンバサダーとして選んでいただいたことは自分の励みにもなりますし、自分の力が及ぶ限り頑張っていきたいなと思います」と改めてアンバサダー就任への思いを言葉にした。

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