日向坂46、着実に目標を叶えた2024年 初期メンバー卒業と四期生の台頭で迎える大きな変化
もうひとつ大きなトピックとしては髙橋未来虹の副キャプテン就任がある。これまでは佐々木久美が1人でキャプテンとしてグループをまとめる体制が続いていたが、一期生&二期生の卒業や五期生の加入を控えた今年、乃木坂46や櫻坂46と同様にキャプテンと副キャプテンの2人体制となった。それより前に始動したアンダーグループ・ひなた坂46の楽曲「錆つかない剣を持て!」において初のセンターを務めた髙橋は、『EX 大衆』2024年5・6月号(双葉社)の中で、「先頭に立つタイプではない」と明かしつつも、「パフォーマンスでグループの土台を作りたいと思っていた」と自身のグループにおけるスタンスも語っていた。三期生の中でもリーダー気質を持ち合わせた髙橋の推進力は、きっと日向坂46をさらなる高みへと連れて行ってくれることだろう。
2025年1月にリリースされる13thシングル『卒業写真だけが知ってる』では、1stシングルから4thシングルまで連続で表題曲センターを務めた小坂菜緒が再びセンターに立つ。今年1年は四期生の活躍が目立っていただけに、今作では先輩たちの意地と決意を感じられるシングル期間となりそうだ。まだ正式にはアナウンスされてはいないものの、おそらく五期生が2025年中に加入することになるはずだ。成長が望まれていた四期生がグループの中心を担うようになり、グループとしての層も厚くなった今、新メンバーはどのような影響をもたらしてくれるのだろうか。来年は日向坂46に再び変化が訪れる年になるだろう。
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