timelesz、改名後初のシングル『because』で首位獲得 心機一転で挑んだ3人の“今”が刻まれた1枚
そして、今作は通常盤に収録されているカップリング曲が素晴らしい。同グループには過去に「RUN」などの作詞曲を担当している渡辺拓也が提供した「snow wonderland」は、金管楽器がサウンド全体の中心となっているブラスファンク系ポップスで、パワフルかつ豪華な音作りに心が躍らされる。歌詞は“音”や“色”がキーワードとなっていて、〈音のない世界〉〈色のない世界〉〈足跡のない銀白の世界〉といったさまざまな言い回しで雪景色を表現。終盤で登場するフレーズ〈雪が鳴った。〉がなんとも詩的で面白い。
さらにもうひとつの収録曲「Birthday」には、近頃注目度が急上昇中のシティソウルバンド・Penthouseの浪岡真太郎が作詞作曲で参加(歌詞はBIGMAMA 金井政人との共作)。一つひとつの音が丁寧に奏でられるグルーヴ感抜群の演奏が心地よい。後半のキーボードソロはもちろんのこと、終盤にエモーショナルに展開していく演奏陣のアツいパフォーマンスは聴き応え十分。〈何度でも生まれ変わればいい〉というフレーズは、まさに改名を経た現在の彼らが歌うに相応しい言葉だ。心機一転で挑んだ彼らの現在の姿勢や思いが、この1枚にぎゅっと詰め込まれている。
timelesz 菊池風磨は言葉にできない想いを歌詞にしてきた 3人体制最後の曲「because」に込められたもの
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