サムネイルでバズるK-POPアイドルたち　Felix、Hyunjin、TSUKI、HANNI……徹底された表情管理

　7月19日に放送された音楽番組で、新曲の「Chk Chk Boom」を披露したStray Kids。YouTubeにアップされたそのパフォーマンス動画のサムネイルに設定されたFelix（フィリックス）の表情に注目が集まっている。動画は8月2日現在で300万回再生を記録している。

　今回サムネイルに注目が集まったのは、Felixの表情豊かなシーンが切り抜かれたのが理由だろう。いたずらっ子のように大きく舌を出した表情はインパクトがあり、目を引くサムネイルとなっている。

　今回のように、K-POPではサムネイルをきっかけに動画がバズることが多い。サムネイルが注目を浴びる際、ビジュアルの良さはもちろん、それだけでなく“表情の豊かさ”が影響していると考えられる。

　Felixと同じStray KidsのHyunjin（ヒョンジン）は、Red Velvetの「Psycho」をカバーした際の動画で力強くカメラを見つめる表情のサムネイルがバズり、チッケム（Fan Cam／一人のメンバーだけにフォーカスした映像）の再生回数が8月2日現在1296万回を超えている。

　この動画では、曲の終わり際のポージングの場面で、しゃがんで前をまっすぐ見つめる姿がサムネイルの写真に使用されている。力強い目力と、澄んだ青い瞳に惹きつけられる写真だ。サムネイルに使用された場面だけでなく、曲中もHyunjinの表情の豊かさが感じられる。曲調に合わせて眉間にしわを寄せて歌うときもあれば、頬に手を当てるポージングとともに可愛らしい微笑みを見せるシーンもある。長い手足を存分に使った、しなやかでキレのあるダンスも魅力的だ。音楽に合わせて的確に“音ハメ”するダンスは、見ていて気持ちが良いほど。パフォーマンス力の高さに加え、ダンス中の表情の豊かさや見る者を惹きつけるサムネイルが、チッケムの再生回数を加速させたといえるだろう。