2024.06.21 19:00

Girls²×iScream、11人が受け継いでいく“LDHのDNA”　コラボシングル第2弾への手応え

文＝山田邦子、写真＝三橋優美子

11人だから出せる楽曲のパワー

ーー特にお気に入りのポイントなどはありますか？

鶴屋：今回、それぞれのグループ名が歌詞に入っているんです。そしてそれぞれのグループを表現した歌詞も入っているんですが、Girls²でいうと、デビューのきっかけになった「戦士」というワードです。styさんに、『ガールズ×戦士シリーズ』（テレビ東京系）、ちゃんと見たよ」って言ってもらえてすごく嬉しかったんですけど、当時はまだ15歳とかだったから、ちょっと恥ずかしいとも思っちゃいました（笑）。でも、そうやって愛を込めて作ってくださった歌詞は歌っていても嬉しいです。

YUNA：私もグループに関する歌詞の部分はお気に入りです。あとは、コラボなんだけどちゃんと2つのチームの方向性が見えるというか、キャラが見えるところ。個人的に、「The Finest」はどちらかというと11人でボン！　って見せるイメージだったんですけど、「D.N.A.」は歌詞にもある通り、iScreamとGirls²っていう2つのガールズチームを表している楽曲なんですよね。11人で作り上げているんですけど、構成だったりで結構それぞれのグループ感みたいなのが出てくるところが好きな部分です。

Girls²×iScream - D.N.A. (Music Video)

小川：ちなみにMVでは、少数にわかれてパフォーマンスしてる部分があったりするんですね。3人で踊ったり、4人で踊ったり。MVだからこそ見ることができるレアな組み合わせだったりするので、そこはぜひ注目していただきたいポイントです。あと、MVと実際のパフォーマンスでは構成が違う部分があったりもするので、そこが魅力であり見どころでもあるかなと思いますね。

RUI：「The Finest」や「Rock Steady」と同じく今回もダンスパートが入っているので、大サビに向けて11人がユニゾンで構成をつけながら踊っている部分を見ていただきたいです。それぞれのラップや歌など歌唱の部分も楽しんでもらえると思うし、こんなにガッツリ踊るんだ！　っていう迫力みたいなものも感じてもらえるかなと思うんですよね。この11人だからこそ表現できた部分を楽しんでもらえたらと思います。

ーー11人でパフォーマンスするって、大変な部分も多いですか？

HINATA：普段、Girls²は8人、iScreamは3人でやっているので、（位置の）移動とかが一番大変なんじゃないかなって思います。リハーサルをみんなで進めていく上で、そもそもの人数が多いし、動線だったり立ち位置だったりとかの見え方が普段とは異なるので。

小田：最初の頃はぶつかりながら「ごめんね！」とか言ったりして（笑）。振りを覚えるのもめちゃくちゃ大変でしたけど、苦戦した分本当にいいものに仕上がってると思うから、たくさんの人に見てほしいなって思いますね。

Girls²とiScreamが考える“LDHの遺伝子”とは

ーーちなみに皆さんが所属しているLDHのDNA、つまり遺伝子ってどういうものだと思いますか？

HINATA：「Love Dream Happiness」じゃないですかね。

ーー原点ですね。

HINATA：歌って踊るっていうところも受け継がれてると思いますし、皆さんが思う“LDHっぽい”とか“LDHらしい”って思ってる部分が、私達自身EXPG時代の頃から憧れてきたものだと思うので、多分そこがDNAであり受け継がれているところだなって思います。

鶴屋：ダンスパフォーマンスに対するプライドとかこだわりかなって思います。こんなにかわいい子たちがこんなに踊るんだ！　ってびっくりしてくれたら嬉しいし、そういうガールズグループはなかなかいないと思うから、そこがLDHらしさであり、受け継がれているものかなと思ってます。

隅谷：活動だけじゃなくて、礼儀とか誠実さとか、人間の中身からすごく勉強させてもらっているんですね。今回のこのコラボに対してもそうですけど、新しいことに挑戦したり、新しい楽曲を作ったりするときの心構えなんかも学んでいるので、そういう部分はLDHとして受け継がれているところかなと思います。精神的な面もパフォーマンスの部分も、LDHらしさを受け継いでいる気がします。

ーーリリースイベントなども含め、今後の展開も楽しみですね。

増田：ありがとうございます。今回、MVには過去にはE-girlsとしても活動されていたの佐藤晴美さんとKAEDEさんさんもゲスト出演してくださっているんです。「受け継がれる遺伝子」がテーマになっているこの曲だからこそ実現した演出だと思うので、そちらもぜひ楽しみにしていてもらいたいなって思います。

鶴屋：かなりガッツリ振りを踊ってくださってますよ。

YUNA：ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。

原田：リリースイベントもあるんですが、Girls²とiScreamってファン層が全然違うので、お互いにとって、新しい層の方々に見てもらえるいい機会だなって思います。

鶴屋：去年私達Girls²の東京公演にiScreamが出演してくれたんですけど、歓声がやばかったですから。Girls²のファンの方達もiScreamのファンの方達も絶対楽しみにしてくれていると思うし、ファンの方同士の交流なんかも楽しみなんですよね。リリースイベントにもぜひ足を運んでいただけたらと思います。