Chevon、azalia、THE LAST MEAL、maroudo、メとメ、Qoodow、fews……全国ライブハウスに聞いた注目バンド

【愛知】Live House R.A.D

■kurage

kurage「Boil」Official Music Video

 ギターロック、エモ、オルタナティブ等々、良質な音楽をインプットしてkurageという
ジャンルに昇華する力がとにかく強い!

 音源のみならずkurage の強みはなんと言ってもライブにあります。音源を聴いた時の
ファーストインプレッションのメーターはkurageのライブを見るとMAX までブンッ!と
振れます。いい意味でライブ化けするバンドです。

 「かっこいい!」は「ヤバい!!!カッコいい!!?!!」になります。ドラゴンボール
の世界ならスカウターはおじゃんです。とにかく今知っておくこと、ライブを観ることを強くお勧めします。

■メとメ

メとメ – 過去たらし(Music Video)

 大好きなあのバンドの歌詞に共感できるほど幸せじゃないし、そこまで不幸でもない。み
たいなことって意外と多いと思うんですけど、メとメはピンポイントに共感のツボをつい
てきます。

 日常が平凡であればある程じわじわと沁みてくる。

 心の中の手が届きそうで届かない部分にジャストミート!ここずっと痒かったんです。
いやぁ出逢えてよかった。

Live House R.A.D 瀧川(ブッカー)
住所:愛知県名古屋市中区栄4 丁目3-19 パルテYM ビル6F

【大阪】Live House Pangea

■愛はズボーン

愛はズボーン-“ひっかきまわす”(official Music Video)

 変わらないために変わり続ける「愛はズボーン」。

 結成13年目にリリースした最新作「MIRACLE MILK」は進化し続けたバンドが放つミク
スチャーサウンドはロックでサイケデリックでオルタナティブでヒップホップでエレクト
リックで変幻自在。

 そしてライブ!四者四様のメンバーの個性が無軌道に絡み合う様はスリリングでユーモア満載!まるでタランティーノの映画の様です。漫画で例えると稲中卓球部かな。現在行っている全国ツアーで脂の乗りまくっている彼らをぜひ体感してください。

■ここで生きてるず

ここで生きてるず「ワールド・ワイド・ワールド」

 善と悪、敵と味方、本音と建前、建前と本音、厳しさの裏にある優しさ、優しさの裏にあ
る無関心。立場が変わると変わる見え方。

 自分は自分、言い訳なんかしない。「このまま一人で生きていけるけど二人も別に悪くないだろ?」不器用でまっすぐでちょっと素直じゃなくてロマンチスト。

 全力で叩きつけるジェットコースターのようなライブは初期衝動の塊。無茶苦茶すぎて笑えてしまうのになぜか涙腺を刺激される。こんなバンドに出会えるからライブハウスは面白いと思えるのです。

■Qoodow

魔瓶/エスパー通り - Qoodow (at Live House Pangea)

 優しさと狂気を孕んだバンド「Qoodow」。

 予測不能な曲展開とローファイでサイケデリックでありながらも壮大で深い情景を喚起さ
せる音のレイヤー。

 そこに染み込む儚くも力強さを感じさせるフォーキーな歌声は心のどこかにある懐かしさ
の引き出しを開けてくれます。

 そして不条理でありながら美しく空間を包み込むサウンドスケープ、その醍醐味をぜひライブハウスで味わってください。

Live House Pangea 吉條(店長)
住所:〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-10-34 心斎橋ウエスト363
ビル1F

【神戸】music zoo KOBE太陽と虎 / COMING KOBE

■猫背のネイビーセゾン

猫背のネイビーセゾン「kimiOS」Music Video

 神戸でいうとフレデリックの遺伝子を感じるニューカマー夜を彩るネオンロックバンド。

 ウズマキ菅に張り付いて離れないメロディーと、眼球にこびり着いてうっとしいキャラクター、実験と覚醒を繰り返し地元太陽と虎の初ワンマンをSOLD OUTさせ成長していく過程は、まさにここがライブハウス最前線だと感じる。

■フリージアン

フリージアン「夕暮れとオレンジ」Music Video

 メンバー全員がセカンドキャリアで解散経験がありTHE BOSSS、プププランド、曖マイミーマインズ、COSMOS 等の遺伝子を引き継ぐロックバンド。

 同世代のバンドが夢半ばで散っていく中、諦めきれず最後のバンドを結成しついに1st
Album『FREESIAN』を完成させライブハウス最前線へと向かう。

■突然少年

開戦前夜 - 突然少年 (Music Video)

 『FUJI ROCK FESTIVAL '18』『FUJI ROCK FESTIVAL '19』に出演。太陽と虎では5DAYS 監禁ライブ『試練の虎』に2 年連続挑戦。

 大武茜一郎(Gt/Vo)はCOMING KOBEのチャリティ企画『カミングライダー』の8代目カミングライダーとして熊本県から神戸までを自転車のみで移動。コロナ禍限定でバンド名を初恋に変更しとして歩みを止めず常にライブハウスの最前戦で戦い続ける。現在は自主レーベルを立ち上げドラマーを公募中。

■ガガガSP

ガガガSP「oiの中の蛙」MUSIC VIDEO

 完全に熟れきった青春パンクバンド。と思いきや、青春時代の思い出のバンドに留まらず「もう一度売れてやる」と宣言し動き出した結成27年目にしてこれからが楽しみなライブハウス最前戦ニューカマーバンドとして今のガガガSPを紹介しておきたい。

music zoo KOBE太陽と虎 / COMING KOBE 風次(店長)
住所:〒651-0094 兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町2丁目1-253

【山口】LIVE rise SHUNAN / RISING HALL

■HelloNewWorld

HelloNewWorld 【ハッピーエンドになりたくて】 MV

 小さな体からは想像出来ない程の卓越した声を持つ女性ベースボーカル優菜を中心とした
山口県宇部市在住のスリーピースバンド。

 悔しさや背徳感等の実体験から生まれてくる曲に共感を呼ぶ声も多く今は未だスポットライトが届いていない人々の人生の背中を押してくれる。

 田舎だから何も出来ないではなく、田舎だから何でも出来る!と、前向きな姿勢にさせてくれる彼女達の音楽を見つけて欲しい。

■fews

【MV】fews / Sweet Home

 元ドラマストアのメンバーが中心となって結成したバンド。

 ド直球なポップミュージックに、どこまでも優しい音と声彼達が唄う世界観が現実世界を包んだとしたならば、この世からきっと醜い争いは無くなる。

 音楽の優しさをいつまでも届けてくれる関西出身のバンド。

■ゼロカル

ゼロカル「ツレなくなっても」MUSIC VIDEO

 昭和生まれかな?って時代をタイムスリップさせてくれる懐かしいサウンドに哀愁漂う歌詞が癖になる広島在住の4人組ロックバンド。

 愚直で正直な音楽への向き合い方がこの時代には珍しい男の子達日本語が持つ言葉の強さと面白さを感じさせてくれる良きバンドです。

 LIVE rise SHUNAN / RISING HALL 兵頭(代表取締役)
住所:山口県周南市銀南街49番地

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