風男塾現メンバー&15周年PR大使 青明寺浦正座談会 アニバーサリーライブを経て深まった絆

風男塾&青明寺浦正座談会

今の7人に伝えたいのは「無理せず楽しんで」

――アンコールでは、「絆」を披露する前に、来場した風王のみなさんが色とりどりのサイリウムで虹を作り上げるサプライズ企画も行われましたが、いかがでしたか?

凰紫丈源:あのサプライズ、綺麗だった~!

赤星良宗:感動しました!

――でも、現メンバーが触れるよりも先に、OBが「虹だー!」って叫んでいましたよね(笑)。

赤星良宗:あははは。そう、最初は全然気づいてなかったんですよ。

青明寺浦正:あの映像、面白かったよね。俺達が騒いだ後、ちょっとずつ気づいていくっていう(笑)。

胡桃沢鼓太郎:みんな、「えっ? えっ?」ってなってましたよね。

英城凛空:目の前にいた、僕を推してくれてる風王の子がサイリウムをピンクに変えたから、最初は「推し変された……?」って思いました。で、「ピンクになった……えぇ~?」からの、客席を見渡して「う、うわぁ~! 虹!」みたいな(笑)。

青明寺浦正:自分達が登場する前にサプライズに触れるだろうなって思ってたのに、この人達、全然触れないんだもん(笑)。裏で「どうする? どうする?」「俺達が触れるしかなくない?」って相談して、あの「虹だー!」に繋がりました。

一同:あはははは!

――なんで気づかなかったんですか?

葉崎アラン:ステージから客席を見てる時って、お客さん一人ひとりを見てるから、意外と全体像が目に入らないんですよ。

柚希関汰:いつも以上に周りを見る余裕がなかったしね(笑)。でも、気づいた瞬間、一気に感動が押し寄せてきました。

――客席からはその光景は見えなかったと思うので、ピンクから水色へと続く美しいグラデーションは、ぜひ映像で確認していただきたいですね。

天堂太陽:そうですね。虹の演出はこれまでにも何度かやってくださっていて、その時々のメンバーによって、虹の色の並び順が決まっているんですけど、この日は1階が現メンバーの色だけで構成されていたんです。それが歴代メンバーの色と繋がり、大きな虹になっていて。ものすごく考えてサプライズを用意してくださったんだなと、風王のみなさんの愛を感じました。

青明寺浦正:サイリウムの演出って、各アイドルさんによってこだわりがあると思うんですけど、風男塾のライブでは何かしらの節目で虹を作ってくださっているので、たぶん虹のサイリウムにかけては、風王が一番慣れてると思うんですよね(笑)。なので、今回も「さすがウチの風王!」って誇らしい気持ちになりましたし、今後も後輩達に虹を見せてあげてほしいなって思いました。

――『Making Movie 当日舞台裏編』では、ライブ終演後にステージからはけてくる現メンバーをOBがアーチで出迎える場面も印象的でしたが、良宗さん、迎えられた時はどう感じましたか?

赤星良宗:俺はステージ上ではあっけらかんとしていて、みんなを「泣いちゃって~」って茶化していたんですけど、アーチをくぐりながら大号泣しましたね。やっぱりプレッシャーもあったし、先輩達とステージに立てた喜びもあったし、そんな先輩達が快く「お疲れ様~!」って待っててくれる姿も嬉しくて! 先輩達の温かさを強く感じた瞬間でした。

――OBのみなさんは、メンバーが来る前に「丈源来るよー」って大騒ぎしていたようで。待ち構えている感じが面白かったです(笑)。

青明寺浦正:はけてくる順番を見てたら、最初が丈源(一番の高身長)だったので、「いきなり高いぞ! 俺達の身長で足りるか!?」って話してました(笑)。一旦高身長のスタッフに通ってもらって、身長チェックしましたからね。で、万全の態勢でみんなを迎え入れました。

凰紫丈源:「間に合うかな!?」って大騒ぎしてる声とか、全部聴こえてましたよ(笑)。でも、その賑やかな感じも含めて、「ライブ、最高だったな。風男塾、最高だな」って思えて。最初から最後まで楽しい15周年だったなと実感しながら、先輩方のアーチをくぐり、俺もドーっと泣きました。

青明寺浦正:涙が引っ込まなくてよかった(笑)。

――アランさんはどのタイミングで泣きました?

葉崎アラン:俺も本編は涙がこみ上げてくる瞬間がなくて、意外といけるかもって思ってたんですけど、「絆」を歌い終わって、みんなで最後の挨拶をする時に涙腺がブワァァってなりましたね。でも、感傷に浸りながらはけていったら、自分が最後だったので、ステージ横でみんながザワザワしてるのが気になって。

青明寺浦正:「うるせぇな、アイツら」って(笑)?

葉崎アラン:いやいや……(笑)。で、次の瞬間に「アーチや!」って気づいたんですけど、「え? これ、通るもの? 通っちゃっていいの?」って混乱しました。

天堂太陽:通らなかったら、なんのためのアーチですか!

英城凛空:「あ、葉崎さんはこちら(アーチ外の通路)でどうぞー」とはならないでしょ(笑)。

柚希関汰:それだけテンパってたってことだよね?

葉崎アラン:そうそう。その反動で、ライブ後は7人で円陣を組んで「うえぇぇぇん!」って泣いてましたね。

赤星良宗:みんな、泣き方が子どもみたいなんだよなぁ(笑)。

――それこそ鼓太郎さんは、ライブ中も度々涙を流していましたよね。子どものように。

胡桃沢鼓太郎:はい。あの日は僕の家族も来てたんですけど、兄にライブの感想を聞いたら、このライブで一番良かったところは「こたの泣き顔」だって言われました。

葉崎アラン:お兄ちゃん、すっごいブラコンじゃん(笑)。

胡桃沢鼓太郎:しかも、兄は僕の泣き顔が大好きで、僕が泣きそうになると眼鏡をかけるんですね。「はい、泣いた泣いた泣いた~! どれどれ?」って見てくる人なんです。

一同:あはははは!

胡桃沢鼓太郎:そんな兄が来ていたので、極力我慢しようとは思っていたんですけど、結局ライブの序盤のほうで泣いてしまって。それまでの経緯を見ていた兄曰く、こたは泣かないように笑顔で頑張ってたけど、隣にいた関汰くんが男泣きモードに入って涙を堪えていた、と。その様子を見て、「これ、今こたが関汰くんのほうを見たらいくなー(泣くなー)」って思ったらしいんです。そしたら、僕と関汰くんが顔を見合わせる振りがあったので、案の定泣いてしまって! 笑顔からの「うぇぇぇん」がめちゃくちゃ面白かったと言っていました(笑)。

天堂太陽:俺も鼓太郎のお兄ちゃんと同じタイプで、そんな鼓太郎を見て爆笑してましたね!

――改めて映像を観た時に気づいたんですけど、太陽さん、全身で爆笑してましたよね?

胡桃沢鼓太郎:そうなんですよ。太陽は「こた大丈夫? ふふっ」とかじゃなくて、「ウケるー! ギャハハハ!」っていう笑い方なんですよ。

赤星良宗:腹抱えて笑ってたよね(笑)。

柚希関汰:煽ってる、煽ってる!

凰紫丈源:そういうの良くないよ~!

天堂太陽:俺の家族も観に来てたんですけど、その様子を見てた親に「アンタ笑いすぎ」って怒られました(笑)。

青明寺浦正:でも終演後には、ステージで大爆笑をしてた太陽が人一倍号泣してましたね。

柚希関汰:みんなが泣き止んでも、まだ泣いてましたからね(笑)。

青明寺浦正:しかも、こじくん(赤園虎次郎)に「推しです!」って言いながら泣いてて(笑)。

胡桃沢鼓太郎:その時は誰よりも大きな声で笑ってやりましたよ!

凰紫丈源:それは仕方ないよね。

――やり返されたと。後輩が号泣している中、OBはつられて泣かなかったんですか?

青明寺浦正:全然! みんなが泣いてるのを見て、OBは終始ゲラゲラ笑ってました。

英城凛空:(食い気味に)みんな、道徳の授業やり直しましょう!

――さて、お互いに反省すべき点も見えたところで(笑)。16年目を駆け抜ける後輩達に向けて、今、先輩からアドバイスしたいことは何かありますか?

青明寺浦正:アドバイス!? そんなのないっすよ! この1年、いろいろな形で風男塾に関わってきましたけど、今の7人って、すごくパワフルなんですよね。もちろん、時にはツラいこともあると思います。でも、いっつも楽しそうで、いっつも頑張ってるから、これ以上「頑張れ!」って言う必要がないし、むしろ「無理せず楽しんで」って言いたい(笑)。

現メンバー:パパぁ~~(笑)!

青明寺浦正:すごくまっすぐで良い子達なので、「そのまま健やかに成長してくれ~!」って思ってます。(ケガで療養中の凛空に向かって)健康でさえいてくれれば、それでいいからね!

英城凛空:はい!!

柚希関汰:今だから言えるけど、15周年、凛空くんはケガと闘いながらの1年だったもんね(苦笑)。

英城凛空:本当、なんとかワンマンをやりきることができてよかったよ~! こういう話をすると心配させちゃうと思うんですけど、ワンマンの打ち上げでも海賊のように飲んでいたくらいに元気なので(笑)。みなさん、安心してください。

――よかったです。MCでおっしゃっていた「海賊のように飲む」は、ちゃんと実現したんですね。

葉崎アラン:しました!

青明寺浦正:俺の場合、自分が出ないイベントやライブにもお邪魔して、終演後のみんなを捕まえて飲みに行くから、この1年、しょっちゅう海賊飲みしてたけどね(笑)。もちろん、お酒を飲めないメンバーもいるんですけど、今の風男塾は歴代で一番と言っていいほど酒豪が多いから、つい誘いたくなっちゃって! 16年目もたくさん誘いたいなと思います。

胡桃沢鼓太郎:(食い気味に)僕はご飯でお願いします!

青明寺浦正:そうだね。でも、「ドーナッツは禁止」なんだよね? 昨年末に、2024年の抱負(配信)で言ってたもんね(笑)?

胡桃沢鼓太郎:は、はい……。

――“浦まサーチ”が発動している(笑)。

青明寺浦正:「ボイパやる」って言ったの誰だっけ?

柚希関汰:はい!

青明寺浦正:「2cm身長伸ばす」のは誰だっけ?

赤星良宗:俺です。無謀かもしれないけど、整体に通います!

英城凛空:年末の取材で身長測定だな(笑)。

葉崎アラン:それいい!

青明寺浦正:あとは……。

天堂太陽:記事にされたらヤバい!

青明寺浦正:じゃあ、ここまでで。この誌面を読んだ方は年末の答え合わせをお楽しみに!

――(笑)。そんな年末に向けて、2024年の風男塾はどのような意気込みで進んでいきますか?

柚希関汰:15周年は先輩方と一緒に活動させていただき、1年を通していろいろな経験をさせていただいたんですけど、俺自身にとっても、風男塾にとっても“1年”ってすごく大切であっという間の時間だと思うんですよね。なので16年目も、1日1日を大事にしながら活動していけたらと思っています。あと、今年はマンスリーライブ企画がスタートしたので、気軽に「ライブに行こう!」ってなってもらえたらいいなと。15周年を機に知っていただいた方や、いつも応援してくださっている方はもちろん、まだ風男塾を知らない方にも俺達のライブに足を運んでもらえる年になったらいいなと思います。

――では最後に、PR大使の浦正さん、全力で今の風男塾の魅力をアピールしてください。

青明寺浦正:はい(笑)! 今の風男塾は一番歴が長いメンバーで3年(柚希関汰)という、フレッシュな7人で構成されているんですけど、それこそ後から加入した4人(胡桃沢鼓太郎、赤星良宗、天堂太陽、凰紫丈源)なんて、今年の5月でやっと2年が経つくらいのキャリアなのに、すでに初代から今までの曲をほぼ全部覚えてるんですよ。しかも、去年47都道府県を回っている中で、それだけやれるっていう熱量のあるメンバーが集まっているので、そんな7人が作り上げる熱いライブをぜひ会場に観に来てほしいなって思います。俺が現役の時に応援してくれていた人達にこそ、今の風男塾は刺さると思うので、しばらく風男塾から離れていた方もぜひ! そしてメンバーには、ライブで桃も言っていたように、20周年、30周年と、末永く風男塾を繋げていってほしいですね。

現メンバー:頑張ります!

青明寺浦正:でも、無理なく楽しくね(笑)。俺も引き続き、いち風王としてみんなを推していくので、16年目も風男塾の応援をよろしくお願いします!

チェキプレゼント

風男塾のサイン入りチェキを2名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。

<X(旧Twitter)からの応募>
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※非公開アカウント、DMを解放していないアカウントからの応募は抽選対象外となりますのでご注意ください。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※チェキはランダムでの発送となります。指定はできません。
※当該プレゼントは、応募者が第三者へ譲渡しないことが応募・当選の条件となります(転売、オークション・フリマアプリ出品含む)。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返しいただく場合がございます。

<締切:2月19日(月)>

■リリース情報
2024年1月24日(水)Blu-ray発売
『風男塾 LIVE 15th ANNIVERSARY FINAL~歌鳥風月~』
●Disc2枚組 ※Disc1:本編  Disc2:特典映像
●フォトブック24P封入予定
●初回生産限定:三方背ケース
販売価格:¥13,200(税込)

■ライブ情報
『月刊 風男塾2024 (読み方:まんすりーふだんじゅく2024)』
2024年2月10日(日)/ @東京・新宿DHNoA
【1部】
お笑い芸人コラボライブ「プロジェクトF~笑風~」
開場 13:30/ 開演 14:00
【2部】
風男塾LIVE2024~如月~
開場 17:30/ 開演 18:00

2024年3月10日(日)/ @東京・新宿DHNoA
【1部】
「Best of Coupling 2024」
開場 13:30/ 開演 14:00
【2部】
風男塾LIVE2024~弥生~
開場 17:30/ 開演 18:00

■関連リンク
テイチクエンタテインメント:https://www.teichiku.co.jp/artist/fu-danjuku/
オフィシャルHP:http://nfs724.com
オフィシャルX(Twitter):https://twitter.com/fudan_juku

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