BE:FIRST SOTA・SHUNTO・MANATOのプレイリストから見えるルーツと個性

 各音楽配信サービスにて、BE:FIRSTメンバーがチョイスしたプレイリスト「BE:FIRST Select - 2023 Best Songs」が公開された。BE:FIRSTの楽曲はもちろん、メンバーが今年よく聴いていた楽曲がまとめられたもので、記事執筆時の12月13日現在でSOTA、SHUNTO、MANATOがセレクトしたプレイリストが公開済みだ。そのプレイリストからは、各メンバーらしさが垣間見えている。

 まずは、12月11日に公開されたSOTAのプレイリスト。SOTAといえば、ダンスとラップでBE:FIRSTのパフォーマンスに彩りを添えている存在。ダンスの世界大会で4度優勝をしている経験があることからも、身体が動いてしまうようなアップテンポやダンスナンバーばかりかと思いきや、癒やされるようなチルナンバーが少なくない。しかし、FKJ & ((( O )))「Brass Necklace」やデブラ・ロウズ「Very Special」など、穏やかさの中に力強さも内包されている曲がチョイスされているのはSOTAらしさだろう。また、SPiCYSOL「あの街まで」や平井大「HONEY&MOON」といった、SOTAの地元である湘南の海を彷彿させる楽曲や、BE:FIRSTの「Boom Boom Back」を彷彿させるNew Boyz「You're a Jerk」といった楽曲も。良い意味で一癖あるバラエティに富んだ楽曲たちは、SOTAのオールマイティさに通ずるところがあると言えそうだ。

 続いては、12月12日に公開されたSHUNTOのプレイリストを見てみたい。自分に合った楽曲、SHUNTOのイメージにフィットする楽曲が多い印象だ。グルーヴィーなR&Bがメインで、VivaOla「O.M.M (feat.藤田織也)」、向井太一「Possible」、クリス・ブラウン「Sensational (feat.Davido & Lojay)」のような王道ももちろんチョイスされている。さらに、7月15日放送の『Amazon Music MILLION BILLION』(J-WAVE)で「朝聴いてもいいし、夕方聴いてもいいし、お風呂で聴いてもいいし。最近こればっか聴いてる」と語っていた林和希のアルバム『I』に収録されている「Lonely」も。いずれの曲もSHUNTOの力強く色気のあるダンスに合いそうなものばかりで、聴いているだけで踊り出すSHUNTOの姿が脳裏に浮かんでくる。

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