ACIDMANが大きな光と希望を与えた奇跡のフェス『SAI 2022』 映像作品で蘇る無二の空間
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先行上映のあとには、ACIDMANのメンバー3人が登場する舞台挨拶も実施された。あらためて『SAI 2022』の感想を聞かれると「感動に尽きますね。本当に素晴らしいアーティストが出てくれたんだなと。そしてお客さん一人ひとりの僕らへのコメントが泣けますね。いろいろな人の人生の一部になっているのが、いちばんのハイライトです」と大木が答えた。続いて当日のステージの感想を聞かれた際には「DAY1は『明日があるから死んじゃだめだ』、DAY2は『もう死んでもいい』と思ってました」(大木)、「本当に夢のような時間でした」(佐藤)と答えたのだった。
また、ACIDMANのステージは本番1カ月以上前からセトリを決めて毎日リハをしていたことも明かされ、「身体で覚えるくらいしっかり準備をしたことで、浮つくことなく最高のパフォーマンスができた」と浦山は語った。彼らは結成30周年のタイミングでまた『SAI』が開催できたらと語っていたが、それはあくまでも現時点での希望。バンドを25年以上続けてきたからこそ、活動の継続が容易ではないことやフェス開催の大変さを彼らは知っているのだ(毎年『京都大作戦』を開催している10-FEETはすごいという、フェスを主催した立場になったからこその発言もあった)。
しかし、もし可能ならば、4年後にはまた『SAI 2027』を開いてほしい。そう願っているファンは多いはずだ。
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